2. 入口付近にあるのは最新レーシングカーの研究開発ラボ
アトラクション入り口を入ると、スタンバイの列の途中には、数々のレーシングカーの部品や、設備が並んでいます。
ここはアトラクションの名前にもなっている、「Grand Circuit Raceway Racing Team(グランドサーキットレースウェイレーシングチーム)」が、レーシングカーの研究や開発を行う場所です。
大きく3つのエリアに分かれており、一番北側が展示ゾーンで、真ん中が研究ゾーン、一番南側がメンテナンスゾーンになっています。
途中には、50センチほどのミニチュアカーが4台見られますが、これは車体が受ける風の流れ(風洞)を研究するためのものと思われます。
こうした細かな所も楽しいですね。
3. オレンジ色の95番のレーシングカーは「レースの優勝車」
スタンバイ列の途中にある、研究ラボに置かれた様々なものには、小さなこだわりが隠れています。
例えば、入り口に入ってすぐ、一番手前に置かれた「赤とオレンジ色の95番のレーシングカー」。
これは一番最近のレースで優勝した車です。
また、その近くに5つほど飾られているトロフィーは、このレーシングチームが獲得したもの。
よく見ると、真ん中手前にあるトロフィーには「CHAMPIONS TROPHY AWARD TO GRAND CIRCUIT RACEWAY TEAM」と書かれています。
このレースチームはスタッフ、ドライバーともに非常に優秀なのですね。
4. 工具や機械は「本物」! こだわりのプロップス(小物)に注目
様々なものが並んでいる、一番南側のエリアは、レーシングカー部品などのメンテナンスや電気系統のチェックを行う場所。
何やら難しそうな機械類が並んでいますが、これらをよく見てみると、実は「実在する有名メーカーの本物」が置かれているのです。
例えば、中央付近にある、「赤い縦長」の機械。
ここにはよく見ると「SNAP-ON(スナップオン)」のロゴが見えます。
これは、実際のF1等でも使われ、世界的にも信頼の厚い、アメリカの大手自動車整備用工具関連メーカーのもの。
この機械は「本物のバッテリーチャージャー」です。
他にも、同社のロゴが入った棚なども見られます。
また、その近くの棚の下に見える、「赤と黒の工具箱」は、かなりわかりにくいのですが、「Facom(ファコム)」のロゴが入っています。
こちらも実在するフランスの工具メーカーで、ヨーロッパではシェア1位の信頼有る有名メーカーの本物です。
それだけでなく、他にも金属を加工する「弓のこ刃」の有名メーカーや、世界的に信頼のある、日本の工具メーカーの点検器具も置かれています。
また、このエリアの入り口側にある、小さな赤い機械をよく見ると、「TOKYO DISNEYLAND」と書かれたステッカーが…。
ほとんどの方が気にしない部分ですが、こうした所にも「本物」が使われているのは、深いこだわりですね。