映画『疾風ロンド』の公開初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、出演者の阿部寛、大倉忠義(関ジャニ∞)、大島優子、ムロツヨシ、志尊淳ほかが登場した。
本作は、医科学研究所から盗まれた違法生物兵器の捜索をめぐる、スキー場を舞台にした“笑撃サスペンス”。
主演の阿部は「雪山の魅力とか、アクション、コメディー、いろんなものを楽しめる作品になっています。(原作は)東野圭吾さんの超ベストセラーです。ぜひ楽しんでいただきたいです」とPRした。
スキー場のパトロール隊員を演じ、スノーモービルに初挑戦した大倉は「スノーモービルは気持ち良かったですよ。なかなか運転できるものじゃないので、いい経験をさせていただきました」と感想を語った。
大倉が運転するスノーモービルの後部座席に乗って撮影をした大島は、「大倉さんのスノーモービル姿はカッコ良かった?」と振られると、「あれ(スノーモービル)は二人で協力して、二人重心で傾いたりしなきゃいけないので『1回練習しよう』って言って、私が後ろに乗って大倉さんが前で運転して、バックで駐車する時に、ちょっと違う方向に行っちゃったんですよね。そうしたら(大倉は)すごい悔しかったんでしょうね。『ああ違う、もう1回やり直す』って言って、1回前に出て止め直すというのを3回ぐらい繰り返してました。努力あっての“カッコいい”ですね」と撮影時の様子を明かした。
「撮影中の裏話は?」と聞かれると「エキストラの方が地元の方なので、皆さんスキーがすごく上手なんです。それに対して大倉さんが『ちょっとさー、皆さんお願いがあるんですけど、下手に滑ってくれませんか』って撮影前に大声で叫んでいました」とエピソードを披露。
大倉も「どうしてもその人たちよりもうまく滑れないので、『映画ってみんなで作るものですよね』って言いながら、ご協力をお願いしました」と明かして笑いを誘った。
“ロンド”という言葉の意味にちなみ、「何度も繰り返してしまう癖は?」と質問されると、大倉は「僕、お風呂に入りながらいろんなことを同時にやるんです。シャンプーをしながら歯を磨いて、タオルにボディーソープをかけてとか、いろんなことをやってるんですけど、何をやっているのか分からなくなって、トリートメントを2回ぐらいやっちゃう時があるんですよ」と告白した。
「『疾風ロンド』を映画館に見に行くとしたら誰と行きたい?」との質問には、「志尊くんですかね。並んでいる時とか、女子がざわめきそうじゃないですか」と回答。ムロに「おまえら二人が並んでいたらざわつくよ」と突っ込まれ、会場を沸かせた。