Amazonオリジナル「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」配信開始記念イベントが26日、東京都内で行われ、出演者の石黒英雄、青柳尊哉、福田沙紀、前川泰之、榎木孝明、和泉元彌、つるの剛士、杉浦太陽、小中和哉メーン監督が出席した。

 本作は、テレビ東京系6局ネットで放送中のウルトラマンシリーズ最新作「ウルトラマンオーブ」のスピンオフで、歴代ウルトラ戦士の力を借りてウルトラマンオーブに変身する風来坊クレナイ ガイ(石黒)と宿敵ジャグラス ジャグラー(青柳)が、かつて同じ勢力に身を置き、共に戦っていた“始まりの物語”を描く。

 石黒は「先輩ウルトラマンのおかげでできた役作りでもあるので、そこは甘えさせていただいて。毎日夢のような時間で、楽しいキャストに囲まれて、真ん中に立てたのは貴重な体験でした」と撮影を振り返り、「全キャストが集まって皆で話す仲で、携帯でもグループを作って本当に仲がいいです。その楽しさが映像でも伝わると思います」とアピールした。

 来年20周年を迎える「ウルトラマンダイナ」に出演したつるのは「当時見ていた子たちは皆社会に出て仕事をしています。そういう時代になったんだと感慨深く、20年たってまた隊員服を着て、皆と平和を守れるのは光栄なことだと思います」と喜びを語った。

 同じく今年15周年の「ウルトラマンコスモス」に出演した杉浦も「頼りになる後輩、新しいウルトラマンファミリーでできたのが幸せ」と同意した。

 杉浦が「コスモスが伝えられるのは慈愛の心と勇気。新しい子どもたちにも伝えられると思います」と語ると、つるのは「ここだけで8人の子どもがいますからね」とつるの家、杉浦家の“子だくさん”ぶりで笑いを誘った。

 さらに、杉浦から「いいお父さんになるんだよ。まだまだ先のことかもしれないけど」とアドバイスされた石黒も「はい。最近子どもたちに触れる機会が多くなって、ほしくなりますね」と語り、頬を緩めた。

 また「~ダイナ」放送当時、つるのと握手するためイベントに行くほどの大ファンだったという惑星カノンの女王アマテ役の福田は「シリーズを見ていた20年後に自分がここにいるなんて信じられない。光の力を信じてきて良かったと思うお仕事でした」と驚きと喜びをあふれさせた。

 つるのも「何年かたって自分(沙紀ちゃん)が出演者として登場って、ウルトラマンの不変さは永遠なんだなと思いました」としみじみ語った。