センターを務める平手友梨奈

 大みそか恒例の「第67回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、東京都内で行われ、欅坂46が囲み取材に登場した。

 紅白初出場となる欅坂46は、デビュー曲「サイレントマジョリティー」をシングルリリース時には参加していなかった長濱ねるを加えた21人で披露。リーダー的役割の菅井友香は「今回、紅白に初出場できることになったのは、本当にたくさんの方のお力添えのおかげ。精いっぱいたくさん練習して、見てくださる方に元気や勇気を与えられるよう頑張ります」と言葉に力を込めた。

 センターを務めるグループ最年少15歳の平手友梨奈は、「やっぱりプレッシャーはあるのですが、21人というのを忘れず、一生懸命全員でやりたいなと思います」とコメント。

 紅白全出場者の中でも最年少となる可能性が高いが、そこに対する思いを問われると、「私だけが注目されがちなんですがメンバー全員のパフォーマンス、全体を見ていただきたい。フォーメーションや結構印象に残る振り付けとかがあるので、そこにも注目してほしい」とアピールした。

 この日は司会者との面談も実施。紅組司会の有村架純、白組司会の相葉雅紀と初対面した感想について、菅井は「ずっと(テレビで)見ていた方々だったので、まずは本当に実在されているんだなとびっくりしました」と笑顔。「とても緊張してしまったのですが、『頑張ってね』と優しく声を掛けてくださいました。励まされました」とほほ笑んだ。

 一方、昨日のリハ初日では先輩に当たる乃木坂46の秋元真夏が「来年は“坂道旋風”を巻き起こしたい」と語っていた。これを報道陣から知らされた菅井は「先輩方が築いてくださった道があっての私達の紅白出場だと思っている。本当に先輩方には感謝しているので足を引っ張らないように私達らしくパフォーマンスできたら」と感謝の言葉を重ねた。

 今年は「夢を歌おう」をテーマに、紅白あわせて46組が出場。番組はNHK総合で12月31日午後7時15分からオンエア。