50年以上の歴史がある「アンバサダー」

©︎Disney 撮影/MezzoMiki

アンバサダーが誕生したのは、1965年。

アメリカ、カリフォルニアのディズニーランドが開園して10年経つ頃でした。

それまで、ディズニーランドの広報活動はウォルト・ディズニー本人が行なっていました。

開園前からテレビ番組などでディズニーランドの宣伝を行なっていたウォルトですが、様々なプロジェクトで多忙を極めていました(ウォルトはこの翌年に亡くなります)。

そこで、ウォルトの代わりに公式行事に出席したり、講演を行なったりする役割として、アンバサダー(親善大使)を創設。

初代アンバサダーとして活動したジュリー・カサレットさんは、一昨年ディズニー・レジェンドを授与されました。

それから50年経った今でも、世界中のディズニーパークでアンバサダーが活動。

彼らは一緒に研修を受け、今日からそれぞれのパークで活動を始めます。

キャストの中から選ばれる

東京ディズニーランドでも、1983年の開園当初からアンバサダー制度を導入。

2014年までは1年の任期、2008年(東京ディズニーリゾート25周年)は2人体制と、多少の変化はありましたが、34年間変わらず東京ディズニーリゾート・アンバサダーの任務を引き継いできています。

そんなアンバサダーはキャストの中から選出されます。

福本 望(ふくもと のぞみ)さんは、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ(宿泊部)のキャスト。

25歳で埼玉県出身、趣味は料理と写真撮影だそうです。

選考は100名を超える応募者から4度に渡り行われる厳しいもの。

選ばれた時の感想として、「自分が選ばれると思っていなかったので、名前を呼ばれた瞬間は頭が真っ白になりました。応援してくれた家族や職場の仲間など、すべての皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。」とコメントされています。

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