過去1年を通じて“最も輝いていた人”“最もジュエリーが似合う人”を世代別に選考し表彰する「第28回 日本ジュエリー ベスト ドレッサー賞」表彰式が24日、東京都内で行われ、受賞者の中条あやみ、西内まりや、柴咲コウ、石田ゆり子、賀来千香子、桃井かおり、三浦春馬、卓球リオ五輪銅メダリストの福原愛選手、体操リオ五輪金メダリストの内村航平選手が出席した。
第15回で50代部門を受賞している桃井は「そのときはなんでそれまで呼ばれなかったのかすごく不満でスピーチが荒れたのを覚えています」と振り返って笑いを誘い、この日は「最後のチャンスなので今回は本当にうれしい。でも宝石が必要になるのは、旦那様とか恋人がいないような年ごろになった70~80代なんですよと協会の方に申し上げました」と持論を交えて提言したという。
今回は60代以上部門を受賞し、「60半ばになってみて、今ちょっと、なんだかこれは長生きするぞという気になっています。70、80、日本の女性はそこからがすごいんですから」と得意気に語り、「女性が宝石をもらうことは、勲章のようなとても幸せにしてくれるすてきなこと。60代以上と言わず、この賞は100歳までを作るべき。ぜひそうしてください」と呼びかけ、会場から大きな拍手を浴びていた。
また、男性部門に選ばれた三浦は、さまざまなメンズアクセサリーが贈られると「一日でこんなに高価なものをたくさんいただき、たくさんのフラッシュを浴びて壇上に立つことってめったにありません。本当に興奮しています」とハイテンションでスピーチし、これまでに見たことのない高揚ぶりを感じさせた。
表彰式後にあらためて行われた会見では「正直なところ、高価なジュエリーを一度にこんなにいただくことは生涯でこれきりしかないかもしれないと思うと、本当に言葉にならなくて。会場の熱気も感じて、分からない!という感じになってしまいました。あいさつでも少し取り乱しましたが、ご心配をおかけしました」と大興奮していた自覚があったようで、「これまでの活動や活躍を見て気にかけていただいてこの選出につながっているので、本当にうれしく思います」と落ち着いて喜びも語っていた。
「第28回 日本ジュエリー ベスト ドレッサー賞」受賞者
10代部門 中条あやみ
20代部門 西内まりや
30代部門 柴咲コウ
40代部門 石田ゆり子
50代部門 賀来千香子
60代以上部門 桃井かおり
男性部門 三浦春馬
特別賞女性部門 福原愛
特別賞男性部門 内村航平