笑顔で質問に答えた片岡愛之助

 「日本橋 兜町・茅場町アートプロジェクト」による「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」記者発表会が27日、東京都内で行われ、歌舞伎役者の片岡愛之助が出席した。

 本展は、江戸時代に大衆エンターテイメントとして庶民が手にして楽しんだ浮世絵をデジタルアート展とすることで“身近な浮世絵”を取り戻すと共に、江戸文化をひも解くことを目的とする。

 着物姿で登場した愛之助は「妻(藤原紀香)からのクリスマスプレゼントです」と特別なものであることを明かすと、会場に藤原も来ていることを伝え、「仲良くしています」と笑顔を浮かべた。

 昨日まで歌舞伎座で「壽初春大歌舞伎」に出演していた愛之助は「ほぼ毎日、(妻は)歌舞伎座に来てくれていましたから、一緒に出勤して帰るという感じで、楽屋でも一緒でした」とラブラブな日常を報告。

 間近に迫るバレンタインデーについては「(チョコを)もらえなかったら悲しいですね。ドキドキしながら待っています」と楽しみにしていることを打ち明けた。

 本展のガイド役・八隅蘆庵(江戸時代の旅行ガイド「旅行用心集」の著者)のボイスキャストを担当した愛之助は「声で表現することは難しいです。自分が思っているほど表現できていないところもありました」と苦労を吐露。

 しかし「面白かった」とも話すと「『べらぼうにエモい』がキーワードなので、エモーショナルに、皆さんの心に響くように務めさせていただきました」と自信ものぞかせた。

 また、一足早く本展を体験した感想として「デジタル化で、あの浮世絵が動きます」と興奮気味に語ると、「(葛飾)北斎と(歌川)広重のコラボもあり、非常に楽しかったです。夢の世界にいる感じ」と話し、「写メスポットもありますから、多くの方に来ていただきたいです」とアピールした。

 この日は、同プロジェクトによる「食神さまの不思議なレストラン展」記者会見も行われ、ガイド役・ウカの声を演じた乃木坂46の松村沙友理と若月佑美も登場した。