『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の初日舞台あいさつが4日、東京都内で行われ、ゲスト声優を務めた織田信成、浅田舞、サバンナ(高橋茂雄、八木真澄)と高橋敦史監督、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が出席した。
本作は、南極を舞台にしたオリジナルストーリーで、氷の下の古代都市やスノーボールアース理論など、原作者の藤子・F・不二雄の得意とするS(すこし)・F(ふしぎ)が満載の大冒険を描く。
ゲスト声優のほか、スペシャル応援隊“南極カチコチ隊”も務めた織田は「小さなころから大好きだったドラえもんと一緒に、冒険を応援させてもらうことができてとてもうれしく思っています」と喜んだ。
同じく浅田も「子どものころから大好きなドラえもんに、大人になってから携わることができてうれしい。声優デビューもさせていただいて幸せでした」と語り、笑顔をはじけさせた。
高橋は「昔からドラえもんが大好きで、ドラえもんの映画に出られたらどんなにうれしいだろうとずっと夢見ていたことがついにかないました」と話し、観客から祝福されると、「“もしもボックス”を使わなくても、もしもの夢がかなっちゃいました」と秘密の道具を交えながら喜びを語った。
ドラえもんたちからの質問コーナーでは、しずかちゃんから「浅田さんはとってもきれいですよね」と美しさの秘訣(ひけつ)を聞かれた浅田が「しずかちゃんも大好きなお風呂に、長くゆっくり入ったり、適度な運動と食事かな」と答えた。
これに食いついたスネ夫が「1日に何回ぐらいお風呂に入るんですか?」と質問し、ジャイアンに「スネ夫! 何聞いてるんだよ」と突っ込まれながらも、浅田から「1日2回だよ」と回答を得ると、さらに「どこから洗うかも聞きたいけど。ごめんなさい」と笑わせた。
また、続けてスネ夫から高橋が「高橋さんといえば太鼓持ち芸人として有名で、とても親近感を覚えているんだけど、僕の代わりにジャイアンのことを持ち上げてほしい」とリクエストを受けた。
高橋は「間近で見たらとってもハンサム。かっこいい洋服を着ていて男らしい。ジャイアンの歌をいつも聞かせてもらっているけど、歌手になれる。あなたは天才の中の天才ですね」とごまをすり、スネ夫から“心の友”に認められたが、「スネ夫、つらいね…」と本音をのぞかせた。