新しい『美女と野獣』の音楽たちをアラン・メンケンが披露!

そして、来日記者会見ではビル・コンドン監督とアラン・メンケンが『美女と野獣』でこだわったポイントについてたっぷり語ってくれました。

中でも、映画最大の見所の一つであるボールルームのシーンについて、

ビル・コンドン監督は
「ボール・ルームでベルと野獣がダンスを踊るシーンは、アニメーション版でも特に心に残る素晴らしいシーンだよ!

まさに完璧なシーンだった

でも僕たちの実写版ではそれを真似するつもりはなくて、私たちのものにしたいとワルツの要素を取り入れたり、アレンジを加えたんだ。

撮影の方法も、カメラを空高くスウィープさせて、その空間全体が生きているように撮ったよ。

野獣がベルを抱き上げてターンするシーンでは、彼女が別の世界に運ばれているかのように見せたかった。

周りの風景やセットを忘れ、2人だけの世界に飛び立ったかのように撮ったんだ」
とコメント。

アラン・メンケンは主題歌「美女と野獣」のアレンジについて
「アニメーション、舞台版を経て、僕たちがこの『美女と野獣』の楽曲を手掛けるのは3回目になるけど、またチームでこの作品に関われる事をとても光栄に思うよ。

これまでの経験を活かしながら、アレンジとして新しいアイディアを取り入れていく作業になったんだけど、今回の実写版では、ワルツのテンポも取り入れながら、広間でベルと野獣がダンスを踊るボール・ルームのシーンにきちんと繋げられるように工夫して作り上げたんだ」

とコメントしました。

実写版で新しい魅力を得た『美女と野獣』の名曲たちと新たに追加された新曲たち。

これらの楽曲のメドレーをアラン・メンケンがピアノ生演奏で披露してくれました!

「朝の風景」→「ひとりぼっちの晩餐会」→「強いぞ、ガストン」→「美女と野獣」→「時は永遠に」→「ひそかな夢」という超豪華メドレーは、記者席から思わず涙が溢れるほど。

世界中のたくさんの人に愛され、多大なる影響を与えてきた不朽の名作『美女と野獣』。

この作品を愛し、本気で実写化に挑んだ熱い想いが伝わってくる来日記者会見でした。

ウレぴあ総研ディズニー特集では、ビル・コンドン監督の独占インタビューもお届けしますのでお楽しみに!

『美女と野獣』
2017年4月21日(金)全国公開

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