イベントに登場した杏

 三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」1周年記者発表会が31日、東京都内で行われ、ゲストとして女優の杏が登壇した。

 ワークショップなどを通して三菱製品を“見て触れて体験できる”同所は昨年オープンし、今日で1周年を迎える。また、来場者が100万人を突破したことを記念して同社のイメージキャラクターを務める杏が会場に祝福に駆け付けた。

 杏は「初めは漠然とショールームをイメージしていたけど、まさにエンターテインメント空間。最新のものだけでなく、伝統など、日本ならではの和の要素も全部織り込まれた場所になっている」と同所の魅力を紹介した。

 また「伝統と新しいものが交わる銀座にあるというのがまさにふさわしい。私たちの世代はもちろん、お子さん方も楽しめる工夫がされているので、もっともっと盛り上がっていってほしい」と語った。

 同所では、使い終わった家電のリサイクル工程についても、オブジェやアニメーションで展示しており、実際に見学した杏は「どうしても(リサイクルでは)無駄な部分がゴミとして出てしまうと思っていたけれど、本当に隅々まで細かく砕いたり洗ったりして選別されている」と感心した様子で、「見えない部分でも基盤などで(リサイクル品が)使われているそうで、これなら安心して新しい製品を楽しむことができます」と笑顔を見せた。

 昨年5月には双子の女児を出産した杏。子どもを持ったことで、リサイクルへの取り組みに変化があったかを尋ねられると「買う物も、それこそゴミもすごく増えるので、どう減らせるかな…とか(子どもが)大人になった時に何を残せるかな…と考えるようになりました」と答えた。

 「やはり日本は資源の有効活用、リサイクルにおいて(世界で)先に立てる存在。今後もどんどん浸透していって(世界を)牽引していける力になっていけたら」と話した。

 退場間際には、30日発売の『週刊文春』で報じられた父親で俳優の渡辺謙の「不倫疑惑」について報道陣から「一言お願いします」との声が飛んだが、杏は表情を崩すことなく無言のまま一礼して会場を後にした。