ディズニーが誇る「アニメーション・リサーチ・ライブラリー」

メアリー・ウォルシュさん All Disney artwork © Disney Enterprises Inc. 撮影/つるたま

ディズニーはなぜ約90年分もの膨大なアニメーション資料を揃えることができるのでしょうか?

その答えは、ディズニー社が誇る「ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー」(ARL)にあります。

ARLマネージング・ディレクターのメアリー・ウォルシュさんに聞いてみました。

−ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー(ARL)はどのような役割をされていますか

ARLはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのオリジナルアートワークなどを保管しています。

蒸気船ウィリーから現在まで全ての作品を大切に管理しています。

オリジナルアートワークはウォルト・ディズニー・カンパニーのすべての社員がアクセスできるようにし、彼らにインスピレーションを与えたり、参照されたり、教育に用いられたりしています。

−約90年分の資料が保管され、増え続けているのですね

とても幸運なことにARLは世界有数の設備を持っています。

世界的美術館レベルの施設で、室温や防火、警備設備があります。

もっと場所が欲しいかと言えばイエスですけれど(笑)この世界的レベルの設備を使って、ディズニーの誰もがアクセスできるよう、すべてのアートワークを保管しています。

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