フジテレビ深夜番組「この指と~まれ!」の囲み取材会が17日、東京都内で行われ、番組のチェアマンを務めるHKT48の指原莉乃が出席した。
番組は、人気アイドルグループから新人グループ、そして全国で頑張るアイドルたちの魅力を引き出すべく、指原が奮闘する“アイドル総合バラエティー”。指原は、チェアマンとして番組を進行し、土田晃之がサポーターを務める。
この日は「チームしゃちほこ」「大阪☆春夏秋冬」「アンジュルム」「わーすた」の4組をゲストに招き、一気に4本分を収録した。
収録を終えて、率直な感想を問われた指原は「正直、アイドルグループ1組で番組を(1本分を)作る怖さは自分でも分かっているので、前日まで大丈夫かな…?と心配していたけど、それぞれのグループの皆さんが、しっかりネタも練って、お話の練習もしてきてくれたんだなと分かって、私もすごく楽しかった。あっという間に終わりました」と満足げにほほ笑んだ。
収録で印象深かったシーンを問われると「アンジュルムさんの2期生は闇が深いと思いました。かなり(心に)刺さりました」と意味深な笑いを浮かべた。
一方、この先、ゲストとして呼びたいグループとしては大ファンを公言する「モーニング娘。'17」を挙げ、「特に佐藤優樹さんにどうしても会いたい。会うと緊張してちゃんとまーちゃん(佐藤)のことをイジれるか分らないけど、本当に大好きなので“職権乱用”で会いたいです」と期待を込めた。
そんな指原は、代々木アニメーション学院とコラボし、女性アイドルグループのプロデュースを手掛けている。この番組にも自身のプロデュースするアイドルを「ぜひ呼びたい!」と語りながらも、時期を問われると「まだオーディション中。それが終わって、“対・土田さん戦”に対するトレーニングも個人的にやって、一通りネタが固まったら。結構先になっちゃうかな」とコメントした。
また、この日の収録で「それぞれのグループに『運営に不満はありますか?』と聞いたらほぼ(どのグループにも)イエスと答える人がいたのが衝撃的だった」と明かし、「私は運営に不満を持たれないようなグループにしたい。頑張ります」と語り、苦笑いを浮かべた。
活動も多岐にわたり、この日の収録でもゲストたちから「アイドルの成功例」と羨望(せんぼう)のまなざしを向けられた指原。それについて「どう思うか?」と聞かれると「秋元(康)さんからしたら失敗作かもしれないけど、私的にはここまで来れて、憧れだったアイドル番組のMCもできている。自分なりには大成功だと思う」と胸を張り、生活の変化についても「シンプルに、通帳を見てニヤける回数が増えました」と笑わせた。
番組は5月5日の深夜2時から毎週金曜日に放送。