「日本という国は特別」と話したヒュー・ジャックマン

 映画『LOGAN/ローガン』来日レッドカーペットイベントが24日、東京都内で行われ、出演者のヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督が出席した。 

 世界的大ヒットシリーズ「X-MEN」において最高の人気を誇る“ウルヴァリン”ことローガン。本作はミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、謎めいた少女を守るために死力を尽くす孤高のヒーロー・ローガンを生身の人間として描く。

 これまでに9回ウルヴァリンを演じてきたジャックマンは、今回がウルヴァリンとしての最後の来日となる。「コンバンハ。アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつしたジャックマンは、「2000年に『X-メン』のプロモーションで初めて来たのが日本なんです。そのとき息子は生後3カ月で、初めてにっこりほほ笑んだのがこの地、日本だったんです」と懐かしんだ。

 そのまな息子は「一週間前に17歳の誕生日を迎えて、今はまったくニッコリともしない…というのは冗談です」と笑いを誘い、「私にとっても妻にとっても家族にとっても日本という国は特別」と親しみを込めて語った。

 また、ジャックマンとマンゴールド監督へのサプライズとして、全国のファンからのメッセージ映像を集めてまとめた「ありがとうメッセージ」映像が贈られた。会場からも「サンキューローガン!」と大声援が飛び、ジャックマンは大きく手を振って応えると「ドウモアリガト。皆さんの支えが本当に命。ありがとうございます」と感謝を述べた。

 映画は6月1日から全国ロードショー。