映画『パワーレンジャー』のジャパンプレミアが3日、東京都内で行われ、出演者のデイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコットとディーン・イズラライト監督、吹き替え版キャストの勝地涼、広瀬アリス、鈴木達央、山里亮太、古田新太、スペシャルパワーアンバサダーとしてアントニオ猪木氏が出席した。
本作は、日本の特撮シリーズ「スーパー戦隊」の英語版ローカライズとして1993年から全米で放映され、24年間続く人気ヒーローシリーズの映画化。“メード・イン・ジャパン”のヒーローを製作費120億円の圧倒的スケールで描く。
10年ぶりの来日だというモンゴメリーは「レッドカーペットを歩いてとっても蒸し暑かった。今オーストラリアは冬で、とても寒いところから来たので気持ち良く感じた」と語った。
一方、初来日のスコットは「日本の皆さんと分かち合えることをワクワクしています。ぜひ映画を楽しんで」と呼び掛けた。
米ロサンゼルスで行われたワールドプレミアにも出席した勝地は「あの時は、めちゃくちゃアウェー感というか、ドキドキして行ったけど、お二人が温かく迎えてくれた。また日本で再会できてうれしい」と喜びを語ると、モンゴメリーも「アメリカに来てくれて本当にうれしかった。ありがとうございます」と改めて感謝を述べた。
また、山里が「どうも皆さん、ハリウッドデビューした山里亮太でございます! まさかこの私が綾部(祐二)より先にハリウッドデビューするとは。非常に申し訳なく思っています」とご機嫌にあいさつした。
ところが「パワーを目いっぱい、100パーセント。パワーレンジャーだから5人分ですね」という猪木氏による闘魂ビンタの“パワー注入”を受けると、地べたに倒れ「パワーが入り過ぎて足に来ている…」と頬を押さえた。
映画は7月15日から全国ロードショー。