タッチペンとしての利用

Lyra補助軸+導電スポンジでスマートフォンやiPadで使えるタッチペンが出来る
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そして補助軸の第3段階は、タッチペンとしての利用。鉛筆用の補助軸の多くは、グリップ部分が金属で出来ているため、鉛筆の代わりに導電スポンジを入れてやれば、それだけで簡易タッチペンが出来上がるのだ。「導電スポンジ」は東急ハンズなどホームセンター系の店に行けば売っているので、簡単に手に入るはずだ。で、その導電スポンジを適当な大きさに切って丸めて、補助軸に突っ込めば出来上がり。筆者は、前述のLYRAの補助軸を使ったのだが、これが、見た目も良いし、中々使えるタッチペンになった。

 
7Knowledge「Su-Pen」2980円 ペン先のみ2個セット 2200円もある
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とは言え、やはりタッチペンとしては、簡易版と言うか、普通には使えるものの、文字入力やお絵描きにはやや力不足(まあ、今売られている多くのタッチペンは力不足なのだけど)。
と思っていた所に登場した、とても評判の良いタッチペン、7Knowledgeの「Su-Pen」 [https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007JP3LJQ/urepi-22/ref=nosim/]。これをよく見たら、何となく、補助軸に似ている。しかも、このSu-Pen、ペン先が替えられると言う。

 

という事で分解してみると、案の定、軸は鉛筆の補助軸と同じ規格。ペン先も鉛筆用補助軸にぴったり。twitterには、既にSu-Penのペン先を「ミミック」に付けて使っているという方の情報もあった。これは嬉しい発見。「ミミック」に付けたSu-Penのペン先は格別。超高級タッチペンが出来上がった。Su-Penのペン先は、これまでのタッチペンの中では確かに、トップクラスの反応の良さ。これなら、iPadをノートとして使っても、紙のノートに近い感覚で扱える。デジタル文具は意外に身近な所にあったという感じだ。