新型コロナの影響で50歳以上の女性は口紅などの使用率が大きく減少

ネオマーケティングは9月15日、20~79歳の女性を対象に実施した「withコロナでの美容意識と購買行動」をテーマにした調査の結果を発表した。調査は、アンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターである20~79歳の女性を対象に、8月20~21日の期間に行われ、1100人から有効回答を得ている。

調査対象者に、美容に関して力を入れて取り組んでいることを尋ねたところ(複数回答)、年齢を問わず睡眠、食生活、水分補給、UV対策といった項目が上位を占めており、中でも50歳以上でその傾向が強い。

50歳未満の回答では、「眉、うぶ毛、鼻毛などのケア」という回答がみられ、脱毛サロンに通うことが一般化しつつある中で、脱毛含めた毛のケアが美容として捉えられていることが分かる。

美容に関して、以前と比較して気にしていることを尋ねた質問(複数回答)では、50歳未満が毛穴の開き、ニキビなどの「肌トラブル」関連や、テカリ・べたつき、乾燥といった「肌質」の悩みを抱えている人が多い。

50歳以上では、シミ、シワ、たるみなど「老い」を感じさせる悩みを持っている人が多いことが分かった。

直近1カ月で使用しているメーク商品として(複数回答)、日焼け止めが上位となっており、50歳未満ではマスカラ、チークアイライナー、フェイスパウダーなどの割合が高い。

50歳以上では、以前に行われた調査と比較するとマスクで覆われる「口紅・グロス・リップ・ルージュ」「チーク」の使用率が大きく減少しており、新型コロナウイルス感染症の影響がうかがえる。

直近1カ月で使用しているスキンケア・基礎化粧品としては(複数回答)、50歳以上でリップケア商品の使用が減少している一方で、50歳未満で依然として高い使用割合を保っている。

化粧品を選ぶ際に重視していることとしては(複数回答)、50歳未満と50歳以上で順位の差こそあれ上位5項目の内容に変化が見られず、価格、効果効能、購入の利便性が上位を占めた。また、50歳未満で「ネットでの評判」という回答が目立つ。

オンラインショップで化粧品を購入する際の不安点を尋ねたところ(複数回答)、色、肌なじみ、使用感など、自分の想定した商品であるかや、信頼できるサイト・企業かどうかを挙げる意見が寄せられた。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴う行動の変化について尋ねた質問では、マスクを着用する部分にメークをしなくなった人が非常に多いことが分かる。

以前使用していた化粧品と、購入する商品が変わった化粧品としては(複数回答)、約2割の人が「スキンケア・基礎化粧品」で使用する商品が変わったと答えている。

直近1カ月におけるスキンケア・基礎化粧品の価格について尋ねたところ、50歳未満の方が以前より高価な商品を購入している割合が高い。なお、以前より高価なものを購入するようになった項目は、年代によって異なっている。

オンラインショップで今までに使用したことがない化粧品を購入したことがあるかを尋ねた質問では、約6割が「購入したことがない」と回答した。

今までに使用したことがない化粧品を、オンラインショップで「購入したことがある」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、クチコミと評価が最も多い。また、50歳未満では有名なブランドだからという理由で購入する人が、50歳以上よりも多かった。

今までに使用したことがない化粧品を購入する前に、テスターを使用することは必要だと思うかを尋ねた質問では、年代を問わず8割が「必要だと思う」「やや必要だと思う」と答えている。