(左から)杉野遥亮、中条あやみ、小澤征悦
映画『水上のフライト』初日舞台あいさつが13日、東京都内で行われ、出演者の中条あやみ、杉野遥亮、小澤征悦、兼重淳監督と脚本の土橋章宏氏が登壇した。
本作は、事故で歩けなくなった失意のヒロイン(中条)が、パラカヌーとの出会いを通して希望を取り戻していく姿を描いたヒューマンドラマ。
6月に公開予定だった本作は、コロナ禍で公開が延期になった。ようやく封切りを迎え、大勢の観客に迎えられた中条は「本当にうれしいです。今ちょっとウルッとしそうです。胸がいっぱいです」と感無量の面持ちであいさつした。
映画の内容にちなみ、「他の人に負けない特技」についての質問も。中条は「特技か分からないのですが、目がいい方なので、結構遠くまで見えます」と答えた。
続いて、小澤は「家族を思う気持ちが金メダル級です。僕には両親やお姉ちゃんがいるのですが、もし、家族が半分鬼みたいになっても、全力で助けようと思っています。口に竹をくわえても。それぐらい僕は家族思いです」と、人気アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に掛けたコメントで笑わせた。
さらに、小澤は「名前は言えませんが、僕まだその映画を見ていないのに、杉野が『最後、アレがああなって、あそこがああなるんですよ』といきなりネタバレしたんですよ。びっくりしました」と杉野にクレームを。それを聞いた杉野は「共有したかったんです!」と言い訳して、会場の笑いを誘った。
そんな杉野は、自身の特技を「人のいいところをすぐ言える」と回答。早速、「小澤さんのいいところは、全部助けてくれる包容力。中条さんは、笑顔です」と並べ立て、「では、自分は?」と聞かれると、「俺も割と笑顔かな」と答えた。
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