■ iPhoneがお財布になる!? お店のカードも搭乗券もこれ1つで大丈夫

飛行機の搭乗券やお店の会員証など、今まで
お財布の中であっちこっちに行ってしまって、必要な時にサッと出せなくて困った。なんてことありますよね。そんな時に活躍するのが、新機能「pass book」です。ネットなどで購入した電子チケットなどをiPhoneで一括して管理することができちゃうんです。チケットを使用する時は、バーコードが表示されている画面を提示するだけ。お店の人はバーコードをスキャンするだけで、手続きは完了です。「コンサートのチケットを忘れて、会場に入れない……」なんてアイタタッなことも無くなるハズ。また、会員証などにもこのシステムは使うことが可能で、カードの会員証の代わりにiPhoneを提示するだけ。もう、お財布がパンパンでカードが入りきらなくて、カードケースも持たなきゃいけないなんてこともありません。これなら、整理が苦手な人もカードをどこかへやってしまって困るなんて問題も解決しそうです。「pass book」は、電子チケットを表示できるだけではなく、位置情報や時間にも対応しており、お店やチケットを提示する場所になったら、メイン画面でお知らせを表示してくれて、ロック画面の状態から横にスワイプするだけで簡単にチケットを提示できます。今後、「pass book」対応のお店やサービスが日本でどれだけ増えるのか楽しみです。

■もっと「いいね!」を。Facebook機能が初めから搭載

映画「ソーシャルネットワーク」の上映をきっかけに、日本でももはや当たり前の存在となった
Facebook。今までは、専用のアプリをダウンロードして、Facebookにアクセスしていた方が多かったのではないでしょうか。iOS6ではFacebookが標準アプリとして、初めから搭載されています。Siriを使って投稿できたり、カメラで撮った写真をそのまま投稿することができたりと、他のアプリを開いたままでもFacebookへの投稿が可能になりました。そして、標準カレンダーとも連携。友達の誕生日も忘れる心配はありません。投稿するのをこんなにサポートされちゃったら、Facebookがもっと使いやすくなって、投稿数も増えちゃいそうです。もっと「いいね!」も増えるかも。

■大切な人の居場所をお互いに「共有」できる

今家族はどこにいるのかな。友達と旅行中にはぐれちゃった……。そんな時にいちいち「今どの辺にいる?」なんてメールをしなくても、「友達を探す」
機能をオンにしておけば、位置情報を公開している人が一目瞭然。iOS5にもあった機能ですが、今回、iOS6では、更なる機能が追加され、登録している人が特定の場所についたらアラートを設定しておくことも可能になりました。子供が家や学校に着いたら分かるようにしたり、遠く離れて暮らすお婆ちゃんが家に無事戻れているかも確認することができます。