そんな操虫棍のもう一つの特徴は、ジャンプ攻撃を自力で出せることだ。
前述したように、他の武器は段差を超えるときや飛び降りるときにジャンプアクションを行い、そこで攻撃ボタンを押すとジャンプ攻撃を放つことができる。しかし操虫棍はR+Bボタンを押すことで、どんな場所でもジャンプすることが可能なのだ。その様子はさながら棒高跳びのようである。
このジャンプ攻撃、単にかっこいいだけの攻撃ではない。ジャンプ攻撃をうまくモンスターの特定の部位にヒットさせることで、モンスターに飛び乗ることができるのだ。飛び乗った後はXボタンを連打することで攻撃を叩きこむことができるが、モンスターもハンターを振り落とそうと暴れまくる。このとき画面にはゲージが表示され、モンスターアイコンが赤くなっているときはRボタンを押しっぱなしにすることで振り落とされないように耐え、緑のときはXを連打して攻撃するといったとっさの判断が必要になる。これまでのシリーズではモンスターがハンターを拘束してくる攻撃があったが、あれのお返しといったところだろうか。ジャンプからの飛び乗り攻撃はかなり爽快なので、ぜひ積極的に狙ってみてほしい。
結局、ティガレックスとは15分間フルに戦ったものの、時間切れで倒すことはできなかった。うーむ、残念だ……。ちなみにカプコンスタッフの方によると、ティガレックスは追い詰められると怒り状態とは別の"ある変化"を起こすのだという。聞くところによると、それはハンター側にも影響を及ぼすほどの凄まじい現象らしい。ティガレックスに挑むなら、こちらもぜひ合わせてご覧いただきたい。