西日本最大級「無印良品」グランフロント大阪が誕生! 店長に聞いた"新店舗はココが違う"（2/2）

西日本最大の旗艦店としてグランフロント大阪にオープンした「無印良品／Cafe＆Meal MUJI」。ここでは独自のサービスを展開し、無印良品の最前線を紹介していくという。気になるその中身について取材してきました。

FOUND MUJIでは、無印良品グランフロント大阪オープンにあたり、大阪で製造されている日用品を展開している。通常はMUJI BOOKS、イベント時はOpen MUJIとしてワークショップや企画展を開催。子どもが遊べるスペースも。

「家」について考える

既に販売されている商品のパーツを集めた「長持ち工房」では、修理やリサイクルなども受け付けている

また、現在の無印良品が重視するキーワードの一つに「住まい」がある。無印良品グランフロント大阪ではインテリアだけではなく、住空間全体の提案を目指す。

松枝：「今まで雑貨や家具など個で展開していたところから、それをコーディネートして『こんな風に暮らしてはどうですか』というイメージの提案を積極的に行うようにしています。住まいと暮らしの情報発信源になる様々なサービスを、無印良品グランフロント大阪では提供していきたいと考えています。具体的には、既存商品のメンテナンスがお客様自身でできるよう、無印良品の商品のパーツを集めた『長持ち工房』や”こんな家づくりがしたい”というお客様の疑問や要望に専門のスタッフがアドバイスを行うインテリア相談会です。また、店内には実際のモデルハウスの1/2サイズに縮小した『木の家』を展示しています。内部のインテリアもコーディネートしているので、『無印良品がそばにある暮らし方』が、よりダイレクトに伝えられるのではないかなと思っています」

1/2サイズのモデルハウス『木の家』を展示。自由に撮影が可能

レセプションでは、書店ユトレヒト代表江口宏志氏と音楽家蓮沼執太氏のトークショーと演奏会が行われた。

無印良品グランフロント大阪は、西日本では最大級の店舗面積を誇る。ただ最大ではなく、最新の無印良品の取り組みやスタンスが、お客様に見て、感じてもらい、関西の店舗の中での中心的な役割を果たすことが今後の目標だという。地域のつながりを生かしながら、独自の視点で快適な暮らしを提案する。従来の店舗とは違った無印良品の世界を体験しに、一度足を運んでみてほしい。