[第59回]宮澤佐江が学んだ"新しい友だちの作り方"は「○○を直接伝えること」＆上海滞在で学んだある"挨拶"

 ――ぜひ、ぜひ。聞かせてください。

ある方から、「“この役者さんのお芝居、スゴくいいな”と思ったら、その人が知り合いじゃなくても、直接本人に伝えた方がいいよ」って、教えてもらったんです。

例えば、メンバーが出演している舞台でも、知り合いが全く出演していない舞台でも、“あの人スゴかったな”っていう人がいたとしたら、「初めまして」からでもいいから、そのとき思った感情を、“直接本人に伝えるといいよ”って。

――感情を直接伝える？ ですか。

はい。これからそうしていこうと思ってるんです。

それは、舞台だけじゃなくて、テレビで見たりしても同じで。「スゴく感動しました」とか、バラエティーだったら、「スゴくおもしろかったです」というのを、マネジャーさんにお願いして、どうにかその方に伝えてもらうとか、共演したときにご本人に伝えるとか、積極的にコミュニケーションをとっていこうと思ってるんです。

こう、教えてくださった方に言われたんです。「舞台裏で、“舞台、本当によかったです。感動しました”って言われたら、嬉しくない？ それが、自分の知人に言われるのではなくて、全く知らない人にほめられたら、もっと嬉しいでしょ？」って。

「なるほどーーーーー!!!」と思ったんです。確かに、それは本当に嬉しいなって。また、「こういったことは、もっと意識してコミュニケーションをとっていった方がいいよ」とも教えて下さったんです。

それを聞くまで、他の芸能人の方と友達になるのって、”知り合いを通しての紹介や、お酒を飲みに行ったりとか、共演したりといった方法しかない”って思ってたんです。