お土産コーナーにも江戸文化あり。

この時代、人々を悩ませていた災害のひとつに“火事”がありました。なにしろ木造の家で、しかも密集しているので、またたく間に火が燃え広がります。そこで、延焼を食い止めるための方策として幅の広い道、いわゆる“広小路”が上野や両国につくられたそうな。

江戸でいちばんの賑わいを見せたという「両国広小路」。

道の脇には連日のように屋台や芝居小屋が立ち並び、もの売りたちの威勢のよい声が響き、あふれんばかりの大人子供があっちへこっちへそぞろ行き交い、飲むや、食べるや、ときには喧嘩。てんやわんやの大賑わい(→イメージです)。
そんな空想を思い巡らせたくなるような情景が広がっているのが、「両国広小路」の屋台風につくられたお土産コーナー。

とにかくどれもおいしそう。 拡大画像表示
福々しくてお土産にぴったり。 拡大画像表示
 

あたたかな提灯の明かりの下には、かつお節や生姜のふりかけ、じゃこやあさりの江戸前佃煮、きゃらぶきの煮たのや大根のべったら漬け…。

ごはんを美味しくいただけそうなものがいっぱい。

鬼平の物語にちなんだというオリジナルの「喜楽煎餅」や「桐屋の黒飴」、金ピカの「千両小判クッキー」など、話題づくりにも最適なお土産が、まさによりどりみどりの風体で並び、手をこまねいています。

やっぱり観てみたくなります。
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ぽち袋、ぷっくりシール、あぶらとり紙など、かわいい和雑貨も豊富。
ここに来て「鬼平犯科帳」をものすごく観たくなってしまった人のために、DVDが売られているのも親切。

 

“密偵”となって秘密の小物“つなぎ”を探せ!

さて、子供連れでお越しの方は、おそらくそろそろ「お母さん帰ろうよ~」攻撃をされる頃合いです。そんなときは、子供たちに“つなぎ”探しを提案してみては?

 

“つなぎ”とは、盗賊の情報収集にあたる“密偵”が、鬼平さんら“同心”と連絡を取り合うために使った秘密の小物だそうで、菅笠や水桶など6つのアイテムが、施設内6か所にさりげなく設置されています。その6つのつなぎをコソコソと見つけるのです。
(ちなみに、鬼平さんは、「火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)」という職業で、放火や盗賊、賭博を取り締まるお方だそうです)

ここで“つなぎ”の場所をチェック。
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つなぎのありかは、お土産売り場の脇にある「かわら版コーナー」のiPadで見ることができます。

「いちいちiPadで場所を確認するなんて面倒だゾ」、という方におすすめなのは、パンフレットがすぐそばに置いてありますので、その地図につなぎの場所をマッピングし、それをそのまま子供に手渡す、という方法。

地図を片手に探すことができるので便利です。子供さんの年齢に応じてヒントを出したりしながら、ぜひ楽しんでみてください。