Fly to the Sky ©irving
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再び歌のステージに。新アルバム収録曲『チョナ ハジマラヨ(電話しないで)』をしっとりと聴かせた後は、「バラードだけだと盛り上がらないので、ちょっと雰囲気を変えましょう」(ファニ)、「韓国のツアーに来られなかった方もいるので、その方たちのために、ツアーで歌った曲を聴かせます」(ブライアン)と、ダンサーも加えて、アップテンポな『イバメクトゥルジャプコ(夜の端をつかんで)』やヒット曲『スプクァン(習慣)』などのダンス曲を立て続けに披露。会場のファンも全員総立ちになり、熱く盛り上がった。

そしていよいよイベントも終盤に。「どう、楽しかった?」という呼びかけに「ワー!」と歓声を上げるファンを笑顔で見渡したふたりは、「そろそろ終わりにしないといけないんだけど、まだ歌っていない曲があるよね? 音源サイトで1位を総なめにした曲」(ファニ)、「この曲のおかげで新しいファンも増えました。昔のファンも新しいファンも互いに親しくなって、永遠に応援してくれたら嬉しいです」(ブライアン)。そして、アルバムのリード曲『君を君を君を』を歌い出し、ファンは心を奪われたように、ふたりが織りなす美しいハーモニーに聴き入った。

歌い終わって汗だくになったふたりが「熱いですね~」と言うと、すかさず客席からタオルが渡された。この5年間、彼らの歌声を待ちに待っていたファンだけに、久しぶりでもFTTSとの呼吸(いき)はピッタリ。ブライアンは持ち前の茶目っ気を発揮して、ファニの顔にタオルを押し付けて汗を拭かせ、自分も顔をぬぐったあと、再びタオルを戻すサービスぶりで、これにはファンも大喜びだった。

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