勉強前のひとり戦略会議

私も、30歳で行政書士の資格試験を受験しました。

「どうして行政書士だったの?」と質問されることが多くあります。

どうして行政書士だったのか……受験するまでには、以下のように、自分の適正と可能性をじっくり検討しました。

まず、私はフリーランスで仕事をしているので、就職に有利な経験や資格を得るのではなく、開業や経営に役立つものが必要。

また、私が執筆するときのテーマは「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案することなので、このテーマとの相乗効果を狙える資格を取るのがベストだと考えました。

さらに、誰でも取れる資格は、独立した際に競合相手も多くなり大変だと考え、ある程度、難易度が高く、時間をかけて勉強しなければいけないものを検討しました。

そして、たどり着いたのが行政書士です。

行政書士は独立開業しやすいのが魅力の資格。

行政書士の資格を取れば、法律のプロとして、より多くの人に人生を豊かにする方法を提案できるようになると考えました。

そして、合格率は8%という難易度で、そのうち女性の割合が2割しかないということもポイントでした。

女性が少ないからこそ、独立開業できたときに、継続して仕事ができる可能性が高いと判断しました。

もちろん、こうして戦略的に考えるのと同時に、人の役に立てるという行政書士の仕事に魅力を感じたからというのが、資格を取った理由のひとつです。