*「化粧品」を使わないメリットは大!?

化粧品に含まれる合成成分が気になる、という方は多いと思います。そのため石油系界面活性剤や防腐剤、タール系色素など毒性が疑われる成分を使わない化粧品も増えています。

宇津木氏によれば、油分や界面活性剤を使用したファンデーションやコンシーラー、化粧下地などは、まるで「肌にペンキを塗るようなもの」。

肌のバリア機能を壊し、乾燥や炎症の原因となるほか、塗るときに肌をこする刺激でメラニン色素が増え、くすみが増えるおそれも。

高価な化粧品や天然の原料で作られた化粧品も、結局のところ肌にとっては“異物”。

肌のバリア機能を良好に保てるよう、できるだけ刺激や負担を与えず、肌の力を引き出すようにした方が自然なようです。

こうした肌の自己回復力を活かすスキンケア方法は“肌断食”と呼ばれ、最近ではモデルや芸能人の方々も実践しはじめており、ついには“洗顔しない”という究極の選択をする方も増えているそう。

より気軽にできる方法などもあるようですので、肌に悩みを抱えている方、ぜひ試してみては?

3. 「食べない」時間に若返り効果あり!

突然ですが、日頃、無駄に食べてしまっていませんか?

食べたいものを毎食、1日中、おなかいっぱいに食べていると、内臓に大きな負担がかかります。

現代人のさまざまな病気は、“過食”が引き金になっている、とも。

1日1食で奇跡的若さを維持していることで知られる「ナグモクリニック」の南雲吉則氏によれば、空腹状態のとき、体の中で3つの“いいこと”が起き、体の内側から活性化するといいます。

1.“若返りホルモン”と呼ばれる成長ホルモンが出る
2.“若返り遺伝子”と呼ばれるサーチュイン遺伝子が出る
3. 生理活性物質アディポネクチン(※)が出る 

※インスリン(細胞に糖を取り込むホルモン)の効きをよくする、動脈硬化抑制、抗炎症などの作用があるといわれる

それゆえ、「おなかがグーッと鳴ってから食べる」ようにするのがオススメ。

NHK『ためしてガッテン』でも、「食事のカロリーを抑えたり、空腹時間を長くとると細胞内の『ミトコンドリア』が増え、疲れにくい体になる」と紹介されていました。

小食にするのはなかなか大変ですが、“見た目年齢マイナス20歳”の南雲さんのように、空腹状態を“若返りのチャンス!”ととらえると、よけいな間食や過食を減らせるかもしれませんね。