さぁ、全国のちびっ子と中年の夢だ! ガツガツ食せ!!

ガツガツ…

ガツガツ……

ガツ……ん?

食べ始めてわずか5分で、子どもたちが満腹を訴え始めました。また、同時に「思っていたのと違う…」と微妙な感想を言い始めます。Why?

突然の不評に納得できず、僕も一口食べてみました。うん、思っていたのと違う味? 食感です。当初はなめらかで口の中で溶けるように広がるプリンを想像していたのですが、こちらはかなり固い仕上がり。一言で言うなれば、プリン風味のゼリー。カラメル部分もとろける食感ではなく、もれなくゼリーとなっていました。

なるほど。これはバケツのまま食べるならまだしも、お皿にプッチンするのを前提としているプリンです。そびえ立つほどの大きさになるため、自重を支えるためにも、ある程度の硬さが必要になるのでしょうね。

……というわけで「超ギガプリン3.0」は、ちょっと固めの、あっさり気味のプリンでした。

味的には好き嫌いが別れるところかもしれません。しかし! この商品の本質はそこだけじゃあないのです。バケツでプリンを作って、プッチンして食す! それに挑むこと自体にロマンがあるのです!

そう、ひっくり返したバケツ中からはプリンと共にロマンが生まれ出てくるのです!

製造過程も含めてとんでもなく盛り上がれる一品には違いないので、ちびっ子の居るご家庭では、家族みんなで楽しみながら作ってみてくださいね。

ただし、本当にトンデモな量ができるので、しばらくおやつはプリンが続くことを覚悟しておきましょう。

ガジェット、PC、家電を中心にフリーライターとして活動中。ウレぴあ総研をはじめ、ハピママ*、ギズモード・ジャパン、コタク・ジャパンなどのWebメディア。雑誌・ムックなどの紙媒体などでも幅広く執筆。趣味は「農業」、ライター仲間からは「兼業ライター」と言われることも。