顔を合わせていなくても会話のできるLINEは、多くの人が好きな人とのコミュニケーションに利用しています。
ですが、中にはあえて「LINEはしたくない」とつながることを避け、メールや電話でのやり取りだけを求める人も。
どうしてLINEはしたくないのか、その理由について男女に聞いてみました。
1. LINEの使い方が相手と違うので、ストレスになる
「好きな人とLINEを始めたのですが、『LINEは連絡手段』『LINEで雑談は苦手』と言い切る彼からは、平日の朝に『おはよう』の一通しか連絡がありません。
土日は一切メッセージが来ることはなく、私から送るのも気が引けるし、雑談が嫌なら何を話せばいいかもわからなくて……。
彼にこんなやり取りでいいのか確認したら、『朝、返事をもらえたらそれで十分』とあっさりした返事で、寂しいのは私だけなんだなと実感してIDを削除しました。
彼からは不満を言われましたが、下手にLINEでつながっているほうが私にはストレスです」(30歳/インストラクター)
マメにやり取りをし、何気ないことでも気軽にLINEで話したい女性と、朝の挨拶だけかわせばそれで満足という彼。
LINEの使い方に対する意識がこれだけ分かれてしまうと、女性のほうばかり寂しさが募ってつながっていることそのものがストレスになります。
「雑談が苦手」という声はよく聞きますが、連絡したいときだけ、というのも味気なく思いますよね。
2. 駆け引きを感じるとつらいから電話で話すほうがラク
「片想いしていた職場の先輩と何とか仲良くなり、やっとLINEを交換してもらえたのですが、昼休みにメッセージを送ったら返信が来るのは23時近かったり、土日は未読スルーが続いてモヤモヤする時間が続いたり、うまくやり取りができませんでした。
同僚に話したら『それって駆け引きなんじゃない?』と言われてびっくりしました。
ちゃんとやり取りが続くときもあるんだけど、肝心なときに返事が来なくなったりスタンプだけで終わらされたり、ストレスを感じることがあって『これも駆け引きなのかな』とか考えるようになってしまい……。
僕が先輩を好きなのはとっくに知られているのですが、それがわかっていてこんな風につまずくなら、いっそLINEなんかしないほうがいいと思ってスマホの調子が悪いせいにしてやめました。
電話で話すほうがずっとラクだと思います」(29歳/営業)
「肝心なときに返事が来なくなったりスタンプだけで終わらされたり」、こんなやり取りが続くと確かにストレスを感じますよね。
好意を知られているならなおさら、まともに向き合ってもらえないことに寂しさを覚えます。
たとえ女性のほうは駆け引きと思っていなくても、男性にとって首をひねるような対応があるならやはり楽しく会話を続けようとは思いません。
顔が見えないので、どんなつもりなのかがわかりにくいのがLINEのデメリットでもあります。