さく乳ってなーに?

ピジョン「ぼにゅ育」

「さく乳」とは、ママのおっぱいや身体のトラブルで母乳を与えられないときや、仕事に復帰した時、低体重で生まれた赤ちゃんに母乳を届ける場合など、何らかの理由で直接授乳することができない時のために、あらかじめ手やさく乳器を使って、母乳を搾ることです。

搾った母乳は哺乳瓶や母乳保存専用のパックなどに入れて、冷凍、冷蔵などで保存し、必要な時に解凍、加熱をして使用することができます。

日本の「さく乳」についての実施率はなぜ低い?

さまざまな要因から直母での授乳が難しい状況の時に、母乳育児をアシストしてくれる「さく乳」ですが、どうやら実施率は低いのだそうです。

ピジョンの発表によると、日本では実際に直母で授乳する割合は8割超となるものの、「さく乳」についての実施率はわずか13%に留まることが分かりました。

他国のさく乳実施率を見てみると、中国79%、アメリカ64%、インドネシア62%と、日本に比べると非常に高い状況であることが分かります。

それでは、なぜ日本の「さく乳」実施率は低いのでしょうか。