皆さんこんにちは、Chaccoです!

遂におとずれた念願の2度目の妊娠。
「わーい!やったー!」…という嬉しい気持ちが込み上げると同時に
「今回はもう流産したくない」…という強い恐怖心もあふれ出ていました。

その為にも、善は急げ!とワタシは大学病院に行き、不育症に力を入れている産科の先生のもとで妊娠5週目から治療を開始しました。

ただ、『抗リン脂質抗体症候群』の治療はですね、妊娠期間中、1日2回の注射を打ち続けるという思いのほかハードな内容でして…
もちろん個人差もあるので『前半だけ打つ』『一定期間打つ』『錠剤のみでOK、注射は打たなくても大丈夫』など、治療期間にも違いがあるのですが、
ワタシはカルテにおもっきし『妊娠36週まで自己注射』って問答無用で書かれまして。

それってほぼ“産むまでずっと”ってことじゃーーん!!(笑)
しかも『自分で自分の体に注射』て!!(涙)

1泊2日の管理入院で注射方法をマスターしたワタシは山盛りの注射キットと共に帰宅し、そこから休みの無い自己注射生活が開始しました。

注射を打つ場所は基本、お腹周りと太もも。
注射時間のズレは1時間程度におさえる。
針が血管に当たって出血した際は新しい注射器で打ち直し。

これらの注意点を頭にめぐらせながら深呼吸をし、
ゆっくりと針を刺す――――イタッ………!!


―――くない……
あれ!?―――痛くない!!

注射生活はやっぱり過酷!

…というのも実はですね、今の注射の針がメッチャ細く改良されてて、
うまい具合に刺せたらぶっちゃけ『つまようじでチョコッとつつく程度』の痛みで済みます。
全然、ガマン出来ます。

あれ?産科の先生は真顔で「かなり過酷だと思いますが頑張りましょう」って言ってたけど何が過酷なんだ??

――ソレが骨身に染みて分かったのは自己注射治療を初めて1週間経った頃でした。

最初に兆候が出たのが太ももの外側に刺した注射跡。
トイレの便座に座った途端に「イタっ!」と自然に声がでてしまい、よく見ると打った箇所が青タン化していて固いシコリになってました。

その翌日にはワキ腹に刺した注射跡が赤く腫れてシコリに、その次はおへそ横に刺したところがシコリに…
次々と自己注射した箇所が固いシコリになり、ソレが元の状態に戻るまで最低1週間、長いと1ヵ月。
妊娠週数が進むほど青アザ、シコリだらけになるお腹と太もも。
うっかりアザに注射してしまうと驚くほどの激痛が。

―――それでも12時間に1度、必ず注射を打たねばならない。

こ…れ…が…『過酷』の全容だったのかぁぁぁぁぁあ―――!!!

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