「Sの付箋」 で情報を整理!

「Sの付箋」フォーマット
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「Sの付箋」記入例
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企画書のメッセージを明確にする上で活用したいのが「Sの付箋」。企画内容を「誰の?」「何が?」「どのようにして?」「どうなった?」「要するに?」の5ブロックに分けて考えることで、相手の希望や、抱えている問題がどのように「Solution(解決)」し、どのような理想の未来がやってくるのかが一連の「Story(物語)」として描き出され、物事を「Simple(シンプル)」に整理することができる。

「誰の?」は、企画を提案するターゲットを記入する欄だ。状況に応じて、できるだけ具体的に書き込もう。「何が?」には、ターゲットにした人が抱えている悩みや、どんな目標を抱えているかなど、相手が満たしていない現状の分析を簡単に。「どのように?」には、相手の課題がどうすれば解決されるかを記入。「どうなった?」は、解決案を実行した場合、どのような結果が訪れるのかを書く。「要するに?」の欄で、提案のコンセプトや結論は何なのかを記入しよう。

企画書を制作する前に「Sの付箋」を作っておくと、提案の道筋が明確になり、構成に迷う時間が削減できる上、シンプルで分かりやすい仕上がりになるはずだ。

この「Sの付箋」も利用して、過去の企画書を1枚にまとめるトレーニングをしてみよう。

(雑誌「ウレぴあ」秋号より blueprint = 取材・文 タナカケンイチ = イラスト)


たかはし・まさふみ●1967年生まれ。学生時代より「複雑なモノを紙1枚にまとめる」ことを極め、メーカー勤務時代にはトラック1台分の資料を畳4畳半まで削減することに成功。マーケティング会社を経て独立し、現在は金融機関や商社など100社以上に「1枚シンプル思考法」の設計・導入のコンサルティング・研修、ビジネス書の執筆などを行っている。 

 

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