天野純(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE

横浜F・マリノスが鬼門の相手を乗り越えるのか、セレッソ大阪がまたもや勝点3を持ち帰るのか。『明治安田生命J1リーグ』第8節で横浜FM×C大阪が組まれた。

リーグ戦の通算成績を振り返ってみると、C大阪の17勝9分16敗とほぼ互角の展開だが、C大阪が直近14試合負けなし、5連勝中だ。横浜FMの勝利は2011年8月まで遡らなければならない。

前節の試合結果も好対照だった。C大阪は4月2日、開幕6試合連続無失点のサガン鳥栖をホームで迎えた。C大阪はある程度引いてブロックを敷き、鳥栖に敢えてボールを持たせた。ただゴール前へ侵入してくれると高い強度で跳ね返し、すぐさまカウンターへつなげた。先制点は突如生まれた。後半キックオフ直後に奥埜博亮のビューティフルミドルがズバリ。スコアを動かしたC大阪は前線からプレスをかけ、攻勢に出る。77分には相手CBの退場で数的有利になるも、逆に鳥栖の反撃に遭う。最後はバタバタしたものの、きっちり1-0でC大阪が勝利し、鳥栖に代わって3位に浮上した。

一方、横浜FMは4月3日・ホームで湘南ベルマーレとの神奈川ダービーに臨んだ。公式戦4連勝、計12得点と乗って来た横浜FMだが、この日はフィニッシュの精度を欠いた。前半は湘南の守備ブロックに手を焼きながらもチャンスメークしたが、シュートはバーやポストに嫌われた。それでも途中出場したMF天野純から絶妙なパスを前線の前田大然へ送ると、前田はダイレクトで浮き球のお膳立てし、エウベルは右ボレー一閃。絵に描いたような見事なカウンターで横浜FMが先制した。3分後には試合を終わらせるチャンスが訪れた。左サイドを駆け上がった天野からのクロスを前田がダイビングヘッド、しかし相手GKに阻まれた。逆に75分、湘南に同点ゴールを許してしまう。右サイドでMF古林将太にフリーでクロスを上げられ、DFの間に飛び込んできた10番・山田直輝にヘディングを決められたのだった。その後は湘南の分厚い守備ブロックを崩せずに1-1のまま試合終了となった。

試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は「残念な結果に終わった。チャンスを十分に作り、勝てる試合だっただけに勝点3を取れずに残念。エリア内でのシャープさが足りなかった。シャープさを失い、決定力が落ちた」と嘆いた。

相性に前節の結果、さらに試合間隔でC大阪に追い風が吹く。三重苦が襲う中、それでも上位進出を目指すならば、横浜FMは次節を乗り越えなければならない。果たして、約10年ぶりに横浜FMが白星を勝ち取るのか、C大阪が返り討ちにするのか。『明治安田J1』第8節は4月6日(火)・日産スタジアムにてキックオフ。チケットはJリーグチケットにて発売中。試合の模様はDAZNにて生配信。

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