内田篤人 (C)JFA

4月13日、日本サッカー協会(JFA)は『JFAユニクロ サッカーキッズ』キャプテンに内田篤人が就任したことを発表した。『JFAユニクロ サッカーキッズ』とはJFAがユニクロの特別協賛のもと行っている未就学児向けのミニサッカーフェスティバルのこと。2003年から全国で実施し、これまで約28万人がミニサッカーに興じている。オンライン記者会見に出席した日本サッカー協会・田嶋幸三会長とユニクロ日本・赤井田真希CEOは次のようにコメントした。

「『JFAユニクロ サッカーキッズ』はJFAとしても19年目を迎える大切なキッズプログラム。2002年『日韓W杯』からレガシーを残そうと始まった。今回は内田選手のキャプテン就任ということで喜んでここに来た。僕の中ではまだ選手。内田選手がキャプテンとして次の世代の選手を育てる、サッカーを楽しむための手助けをしてくれることを本当に頼もしく思う」(田嶋会長)
「今年で19年目、『JFAユニクロ サッカーキッズ』は我々ユニクロとしても大切なスポーツイベント。キャプテンとしてこれ以上の適任者はいないのではと言うほど、内田さんは各世代に絶大な支持を得ている。万全のコロナ対策をして全国の子どもたちを迎えていきたい」(赤井田CEO)

キャプテンとして普及を担う内田はこのように抱負を語った。
「小1からサッカーを始め、サッカーだけではなくスポーツで体を動かす重要性を感じた。僕がプロサッカー選手になってプレーできたのも、サッカー界を支えてくれた方々がいたから。今度は次の世代につなげていくことが使命。責任重大だが、僕なりにがんばっていきたい。ぜひ子どもたちとサッカーを通じてスポーツの良さ、ユニクロの良さを伝えていきたい」

具体的な活動内容を問われると、内田はこう答えた。
「全国各地の会場で僕も一緒にボールを追っかけて参加したい。どれだけのプレーができるかわからないが、これから鍛えて、子どもたちにプレーを見せたい。僕が小さい時にキングカズに憧れたように、おこがましいが、参加する子どもたちに憧れてもらうようにがんばりたい」

2021年度の『JFAユニクロサッカーキッズ』は、6月27日(日)・デンカビッグスワンスタジアムを皮切りに全国15会場にて開催予定。7月4日(日)・福岡PayPayドームや9月12日(日)・東京ドーム、9月26日(日)・茨城県立カシマサッカースタジアム、10月23日(土)・名古屋市港サッカー場、12月25日(土)・メットライフドームなどがラインナップされている。参加費は無料で、参加者にはユニフォーム代わりのTシャツがプレゼントされる。その他イベント詳細や参加者募集はJFA公式サイトにてご確認を。