近鉄ライナーズ 近鉄ライナーズのシオサイア・フィフィタ選手。トップチャレンジリーグ順位決定戦・豊田自動織機シャトルズとのゲームで社会人ラグビーデビューした。

4月17日(土)から「トップリーグ2021」プレーオフトーナメントが開催される。リーグ戦を終え、下部リーグ「トップチャレンジリーグ」の上位4チームを含めたトーナメント戦。勝ち上がりを賭けた、下剋上が可能なシステムだ。今年度の最終順位が決定される。どのチームにとっても1戦も負けられない戦いとなる。1回戦は4月17日(土)、18日(日)。トップリーグの各カンファレンス7位〜8位のチームと、トップチャレンジリーグ1〜4位のチームが対戦する。カードは以下の通り。

トップリーグ プレーオフトーナメント[宗像サニックスブルースvs近鉄ライナーズ] チケット情報

「三菱重工相模原ダイナボアーズ vs コカ・コーラレッドスパークス」
「豊田自動織機シャトルズ vs NECグリーンロケッツ」
「清水建設ブルーシャークス vs 日野レッドドルフィンズ」
「宗像サニックスブルース vs 近鉄ライナーズ」

中でも4月18日(日)に秩父宮ラグビー場にて開催される「宗像サニックスブルース vs 近鉄ライナーズ」は注目のカードだ。リーグ戦を1勝6敗で終えレッドカンファレンス最下位のサニックスに、トップチャレンジリーグを2位で通過した近鉄ライナーズが挑む。サニックスはテンポの良い軽快なパス回しが特徴のチーム。フッカー(HO)の王鏡聞、ロック(LO)の寺田桂太など、前近鉄の選手が多く在籍する。一方の近鉄は1929年創部の歴史あるチームで、ここ数年は世界基準の選手を多く擁している。世界最高峰ハーフ団と名高いスタンドオフ(SO)のクウェイド・クーパー、スクラムハーフ (SH)のウィル・ゲニア。さらに、昨シーズンの「第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」で優勝した天理大学出身センター(CTB)、シオサイア・フィフィタは日本代表候補にも選出され、期待がかかる。

勝利チームは4月25日(日)に開催される2回戦、東大阪市花園ラグビー場でパナソニックワイルドナイツと対戦する。近鉄とってはホームグラウンドでの試合となり、1回戦での勝利は必須だろう。サニックスとしてはトップリーグの意地を見せ、危なげなく勝利をつかみたいところ。両者一歩も譲れない一戦を、ぜひスタジアムで。チケットは絶賛発売中。