ハンギングラック「コルガ」(1980円)。耐荷重は2㎏まで、厚さ13cmまでの天板に対応している

テレワークは快適なデスク環境で行いたいもの。社会人3年目の筆者はコロナ禍に直面してはじめてPCデスクを買ったが、幅85×奥行45cmと控え目なサイズを選んだため、高さが足りずに自前の袖机が置けず、収納スペースが足りないのが悩みだ。それを解決するために使ったのが、宮武製作所のハンギングラック「COLGA(コルガ)」だ。机のフチに引っかけるだけで小物類はもちろん、ファイルや端末なども収納できるのが特徴。コルガの魅力を紹介しよう。

引っかけるだけで使える手軽さが魅力

省スペースになる卓上整理アイテムといえばマグネット式のものも多いが、自宅のデスクは木製なので使用できない。机に引っかけるだけでOKという手軽さが、筆者がコルガを選んだ理由の一つだ。組み立てたり、工具を使って取り付けたりする必要もないので、手元に届いたらすぐに使い始めることができる。また、天板が13cm以内ならどこにでも引っかけられるので、ダイニングで新聞やリモコンを片づけたり、棚にぶら下げて整理したりするのにも使えるだろう。

片方の側面には幅19×高さ17.5cmの大きなポケットがあるので、筆者は仕事で使うタブレットをしまっている。メモ帳やノートなどを収納するのもよさそうだ。

無駄空間を利用するから机上をフルで使える

現在は工夫を凝らした卓上整理アイテムが多く販売されているが、筆者は同じ机で仕事も食事も行うので、できれば整理グッズも机上には置きたくない。その点、コルガは机の下の使っていない空間に物を収納できるので省スペースになる。最初は足に当たって邪魔になるかなと心配したが、端の方に引っかけて使えば少しも気にならなかった。引き出しを開ける動作を省いて、見たい書類をさっと取り出せるのも気に入っているポイントだ。

ガジェットや筆記用具、資料などの仕事道具一式の重量にも耐えてくれたので、個人的には耐荷重は問題なし。底面に入っている厚紙のおかげで、多少いびつな形状の物でも安定して収納可能だ。A4サイズのカバンなら入るので、オフィスなどの床にカバンを直置きしたくないという場合にも便利。

シンプルで部屋に馴染む生成りカラーも魅力的。また、折り畳んで小さくできるので、使わないときにはしまっておける。狭い机でのデスクワークに悩んでいる人は、天板に引っかけるだけで収納スペースをプラスできるコルガを使ってみてほしい。(TEKIKAKU・山崎理香子)