『プロポーズ成功マニュアル』
橋本 明彦(著)
Amazonで購入

「自分のなかだけで悶々と考え、ステップを踏まずに告白すると、『そんな目で見ていなかった』と断られる可能性が高い。好意を持っていることをにおわせつつ、デートで“地ならし”をしておくことが重要です。告白の成否は、そのプロセスにかかっています」

情熱的な告白で一発逆転を狙うのではなく、地道に下地を作るのが大切。「早く恋人同士になりたい」と焦る気持ちは抑え、可能な限り「自然と交際に発展する」ような状況を作るようにしたい。

プロポーズに際しても、相手の人生のビジョンをリサーチすることが重要。「何歳で結婚したいか」「いつまでに子どもが欲しいか」などを把握しておこう。

また、プロポーズの成功率を高めるためには「タイミングが重要」と橋本さん。
彼女が結婚を望む年齢になったときや、周りの友人が結婚し始めた時期を逃さないようにしたい。

成功しやすいプロポーズは、「サプライズを用意する」「さりげない演出で感動させる」などのバリエーションがあるが、いずれにしても相手は「私のためにこれだけ動いてくれたんだ」という点に感動するもの。必ずしもお金をかける必要はないので、後述の「プロポーズの場所&プラン」を参考に、ふたりの関係性に合ったシチュエーションを選ぼう。

告白は“下地作り”で決まる!彼女を振り向かせる3ポイント

相手のリサーチは大前提。事前にSNSなどをチェックして趣向を把握し、デートにこぎつけた際には、食いつきのよさそうな話を振ろう。次のデートに誘うときは、「また会おうよ」ではなく「土日なら、どっちが空いてる?」と決め込んで聞くのがコツだ。

デートを重ねて仲が深まってきたら、単なる「いい人」で終わらないよう注意したい。人混みを歩くときに手を引いてみるなど、さりげないスキンシップを試してみよう。ただ、相手の性格によっては引かれてしまう可能性もあるので慎重に。

告白の言葉は、気持ちが届きさえすれば「好きです」「付き合ってください」と明言しなくても問題ない。形式ばった言い方や、重たい空気を嫌がる相手だったら、「彼氏がいないなら、俺でいいじゃん」と、軽く言ってみるのもアリだろう。

相手の性格と自分との関係性によって、最適な言葉を考えたい。どんな言い方をするにしても、動揺しすぎると相手が引いてしまうため、あまりにも緊張するようなら、お酒の力を借りるのも手だ。

<下地作りのポイント>
1. 相手を徹底的にリサーチ!
2. “いい人”で終わらせない
3. 告白の言葉は、相手と自分の関係をよく考えて