若干14歳ながら、自分の心の中に“ぶれない芯となる想い”や“届けたい確かなメッセージ”を抱いているシンガー鈴元萌仁(すずもと・もえみ)。みずから「中二病」と言ってしまうように、この時期特有の“思春期の揺れ動く感情”を前向きな意志に変え、彼女は歌を届けている。

そんな鈴元萌仁の“14歳の今の気持ちや伝えたいメッセージ”を形にしたのが、12月12日(水)に発売となる両A面1stシングル『輝花/FARAWAY』。12月14日(金)には、渋谷Asiaでリリース記念のパーティも決定。まだまだ磨き始めたばかりの原石のような子。そんな鈴元萌仁の初インタビューを、ここにお届けしよう。
 

 

ハッキリ言って中二病だと思うんですけど(笑)

――萌仁さんの心の中には、いろんな想いが渦巻いているんですか?

萌仁 いろいろ渦巻いてます。ハッキリ言って中二病だと思うんですけど(笑)。中学生活の小さい空間の中で何か感じたことを、同じ世代の子たちにはもちろん、「この気持ちを大人たちにも伝えられたらな」と。

――14歳って多感な時期だもんなぁ。「この世代だからこそ」という想いもいろいろあるわけだ。

萌仁 この年頃だからこそ言いたい想いはあります。こうやって自分が思っていることを歌に乗せて伝えていけるのは、ホントに嬉しいなーと思います。

――1stシングル『輝花/FARAWAY』には、いろんな曲調や心模様を詰め込んできましたね。

萌仁 そうなんです。『FARAWAY』は可愛らしい曲調に乗せた、同世代の子たちへ語りかけるような応援歌。『Days...』は中学生とは思えない、ちょっと大人っぽい表情の歌として書きました。そして『輝花(ヒカルハナ)』は、ホントに真っ直ぐな……「素直にがんばろう」という気持ちを込めてます。