7月26日~8月1日の熱中症による救急搬送数は5831人

総務省消防庁が発表している熱中症情報によると、7月26日~8月1日の1週間に全国で熱中症で救急搬送された人数は速報値で5831人。前週の8112人からは減少したものの、昨年同期比(2967人)では倍増した。

都道府県別でもほとんどの地域で熱中症による救急搬送が昨年を上回っている。特に北海道は昨年が58人だったのに対して360人と約6倍に達しており、警戒感が高まっている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が続いているが、屋内における熱中症リスクはけして低くない。発生場所別の構成比では住居が43.3%、公衆(屋内)が6.6%と合計で約50%。油断せずにエアコンや扇風機による室温調整、こまめな水分補給などを忘れないようにしたい。(BCN・大蔵 大輔)