ネスキーノはネスレ、ファンケルの公式サイトで購入可能。保存料や着色料、甘味料不使用で体にやさしい

食欲の湧かない夏は栄養も偏りがち。手軽な栄養補給の方法を探している人も少なくないだろう。食材を準備したり、調理したりする手間を一切省いて手軽に体を整える方法として提案したいのが、ネスレとファンケルが共同で開発した「nesQino(ネスキーノ)」というスムージーだ。実際に試してみた筆者が、ネスキーノを続けられる三つの理由を紹介しよう。

(1)毎日違うスーパーフードと味を楽しめるので飽きない

ネスキーノは、スーパーフードや果物、ナッツなどを粉末にした「スーパーフード サッシェ」(1箱5袋入り、希望小売り価格1080円)6種類と、希釈用の「ベース サッシェ」(1箱5袋入り、希望小売り価格540円)3種類から、各1袋を自由に選んで作る。

スムージーはもはやコンビニやスーパーでも入手可能だが、毎日飲むとなるとやはりマンネリしてしまう。その点、ネスキーノは全部で18通りものサッシェの組み合わせがあるため、その日の気分に合わせて自分好みの味をチョイスできる。数か月飲み続けても飽きにくいのはうれしい。

試飲してみたところ、同じスーパーフードサッシェでも、ベースサッシェを組み替えることによって味や食感、のど越しが大きく変化! まったく別のドリンクになると感じた。ひと通り試したなかで、特に筆者が気に入ったのは、マンゴーやにんじん、スーパーフードのアセロラをブレンドしたスーパーフード サッシェ「グローイング ブースター」と、リンゴや洋ナシ、バナナをブレンドしたベース サッシェ「スムージー ベース」だ。甘味料を使っていないにも関わらずしっかりとした甘みがあり、渋みや苦味が苦手な筆者でもゴクゴク飲めた。

何度か飲むうちに好きになったのが、ウォールナッツやアーモンドを合わせた「ステイ シャープ」と、オーツ麦やライスが入った「オーツ ベース」の組み合わせ。冷たい水でブレンドしたときはコクがなくて苦手だったが、ホットで作ったらまったりして飲みやすくなった。ナッツ類やオーツの歯ごたえがいいのはもちろん、飲みごたえもあるのでリモートワーク中の小腹満たしに最適だった。

(2)無料で専用ブレンダーをレンタルできる

ネスキーノには「Q-Cup(キューカップ)」という専用ブレンダーがあり、定期便の専用コースに申し込むことによって無料でレンタルできる。普通のジューサーを使うよりもスムージーがフワッとした食感になるのが特徴だ。ブレンドに約2分かかるので「一瞬でドリンクが完成!」というわけにはいかないが、その分、音が静かで朝でも気兼ねなく使える。国際的なプロダクトデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞したスタイリッシュなデザインも魅力的だ。

キューカップを毎回洗うのは少し手間だが、暑いなか食材を準備したり調理したりする手間を省いて、手早く栄養を補給できるのはうれしいポイント。さらに、簡単な操作で温かいドリンクも作れるので、温活で体を整えたい人にも親切だ。

(3)超本格スムージーが1杯324円でコスパ良し

ネスレのオンラインショップでのキューカップレンタルプラン 初回15回コースが4860円ということで、一杯あたりにかかるコストは324円ほど。市販のスムージーと比較すると割高だが、話題のスーパーフードを使っていて、しかも保存料や着色料を使っていないとなると妥当と言える。

加えて、専門店に行くよりは安く、気軽に本格スムージーを楽しめるという点も考慮したい。最初から定期便を頼むのはハードルが高いと感じる場合は、スーパーフード サッシェとベース サッシェを1箱ずつお得に購入できるスタートセット(1296円)から始めることも可能だ。

スムージーは「意識高い系」な飲み物というイメージを持っている人も少なくないと思うが、ネスキーノは手間暇かけずにラクして栄養を摂りたいというズボラな人にこそオススメしたいと感じた。暑さで疲れた体を労わりたいと思ったら、試してみてはいかがだろうか。(TEKIKAKU・山崎理香子)