レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ) (c)J.LEAGUE

8月30日、川崎フロンターレのメディア対応がオンラインで行われた。鬼木達監督、CFレアンドロ・ダミアン、CB車屋紳太郎が出席し、『明治安田生命J1リーグ』第27節・北海道コンサドーレ札幌戦での勝利を振り返った。

鬼木監督「ひとついい形で勝てたので、その勢いを持って『ルヴァンカップ』に臨みたい。総力戦には変わらない。選手たちのコンディションを見て挑んでいきたい」
ダミアン「福岡で負けてしまったが、こないだのゲームで勝つことができた。この勝利でまたチーム全体が連勝していけるという気持ちになったのではと思っている」
車屋「2試合連続の引き分けと今年初めての負けで、本当に勝つしかなかった。勝つことがチームの特効薬、調子を上向きにさせるのに勝利が必要だと思っていた。勝ったことによって、今日のトレーニングもみんな元気良くやっているので本当に良かった」

『JリーグYBCルヴァンカップ』準々決勝・浦和レッズ戦へ向けてはこのように語った。
鬼木監督「(浦和は)人は大きく変わった。ただそういうことは関係なく、自分たちは今のコンディションや戦力をしっかり見極めて、選手を送り出したい」
ダミアン「前回の浦和戦でのゴールはうれしく思うが、今回は違う試合で違う大会。お互いに準備期間も少ないので難しいゲームになると思う。自分のゴールではなく、まずチームの勝利が大前提となる。大事になるのは初戦、第2戦につながるゲームをしたい」
車屋「前回アウェイでやった時とメンバーががらりと変わってくると思うし、個の力がある。ユンカー選手は映像を見ているが本当にいい選手だと思う。いかに仕事をさせないかが大事になってくる」

連敗しない理由を問われた指揮官は、次のように答えた。
「はっきりしたものはない。優勝した時も空気感で説明しづらかった。ただ切り替えが本当に大事だと思っている。引きずらせないのは意識している。あとは何だろう。目の前の一戦必勝でやっているが、その先に優勝があって、そのために今何をすべきか。これは優勝したことによってわかったこと。徐々にみんながここが肝だとわかるようになった。こないだのゲームも選手たちは引き分けでいいなんて思っていない。負けなければいいと思っているわけではない」

浦和との『ルヴァンカップ』準々決勝・第1節は9月1日(水)・浦和駒場スタジアム、第2戦は5日(日)・等々力陸上競技場にてキックオフ。川崎Fは14日(火)・アウェイでの『ACL』ラウンド16・蔚山現代FC戦を経て、18日(土)・鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでの『明治安田J1』第29節・徳島ヴォルティス戦に臨む。