波瑠が主演するドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)の第9話が、30日に放送された。
本作は、夜間救急専門の医師「ナイト・ドクター」たちにスポットを当てた医療ドラマ。知られざる夜の病院の実態と、そこで奮闘する5人の医師たちの姿を描く。(※以下、ネタバレあり)
朝倉美月(波瑠)は、深澤新(岸優太)と彼の妹で病院から外出許可を得た心美(原菜乃華)、心美の恋人の岡本勇馬(宮世琉弥)とキャンプを楽しんだ。
しかし、その夜、病院に戻った心美の容態が急変する。緊急手術で安定はしたものの、退院が伸びてしまったことに深澤はショックを隠し切れない。
数日後、心美の看病のために休職することになった深澤の看病疲れを心配した美月は、仲間たちに見舞いに行くことを提案する。
翌日、美月たちが心美の見舞いに訪れると、心美と深澤がもめていた。心美は臓器提供のドナー登録をしたいと深澤に同意を頼んだものの、深澤が大反対していたのだ。目の前で繰り広げられたドナー提供問題に美月と桜庭瞬(北村匠海)は複雑な思いを抱く。
今回の放送では、亡くなった母親がドナー提供者になった美月、その心臓によって命を助けてもらったレシピエントの桜庭、妹のドナー登録に反対する深澤という三者三様の思いを描いたことから、ドナー登録について考える視聴者も多かった。
放送終了後、SNS上には、「それぞれの価値観がぶつかり合って、見応えのある内容だった」「立場ごとに見える景色がある。リアルでクリティカルな題材を扱っていて神回だった」「考えるきっかけになった」といった声が集まった。
また、深澤を演じる岸について「岸くんの演技ほんと好きだな。深澤先生の気持ちがよく伝わってきて泣きそうだった」「キュンキュンした! いいお兄ちゃんでうらやましい」という感想も寄せられた。