本を買って読んだはいいけれど、内容を思い出せなかったり、知識が身についていなかったり……といった経験はないだろうか。一見、意識の高い人に見えるけれど、これでは残念。買った本も泣いているだろう。

そんな方へ朗報! 先日スタートしたWebサービス「STICKIT」なら、読んだ本からの学びを定着させることができる。

 

レビューや書評とは異なる「学び」

「学びを定着させてほしい」という願いが込められている

STICKITのしくみはいたってシンプルだ。簡単な会員登録を済ませたあと、読んだ本や閲覧したWebサイトを検索して入力する。そして「学びを登録する」ボタンから、学びのタイトルや詳細を入力するだけ。学びとはその名のとおり、「誰かに見せるための本の感想やレビュー、紹介などではなく、自分自身で学んだ内容」を指している。STICKIT内にも「本の感想・レビュー・紹介ではなく、あなたの『学び』を登録しましょう」と注意書きがあった。

1冊の本に対して学びはいくつでも登録可能だ。トピックやテーマごとに登録するも良し、読んでいる最中に「これは!」という新しい発見を、その都度こまめに登録するも良し。レビューや書評ではないため、すべてを読み終わったあとに書くものでもない。インプットしたものをリアルタイムにアウトプットできる場となっている。これぞ実用的・実践的な「学習」ではないだろうか。

それにしても「学び」というワードが、何だか目新しく感じられるSTICKIT。本サービスが生まれたきっかけを運営者に尋ねてみた。