かばんの中の小物を整理する際、ポーチやバッグインバッグを多用する人もいるだろう。見た目はきちんと片付いているように見えるが、何をどこに入れたか忘れたり、ポーチだらけになって逆に荷物が増えたりする場合も多い。そんな状況を打開してくれるのが、伊藤手帳のオリジナルブランド「ユメキロック」から発売された「クリアにまとめるんです」。廃棄処分になるはずだった手帳カバーの端材を使ったマルチケースで、小物整理にぴったり。その魅力と四つの活用例を紹介しよう。
3種のポーチが合体! ハサミも付箋もペンも一括管理
「クリアにまとめるんです」の特徴はなんといっても、大きさの異なる三つのクリアポーチが一つにまとまっている点。複数のカテゴリのアイテムを一か所に集約できるため、収納グッズを多用しなくてもかばんを簡単に整理できるのが魅力だ。
文房具を持ち歩く際、筆記用具とハサミ、のりなどを分けて持ち歩く人も多いだろう。「クリアにまとめるんです」は多少大きさや厚みのあるアイテムでも楽に入るので、サイズが違う文房具も一括管理できる。中身がわかりづらいペンケースと違い、必要なものをすぐに取り出せるのもうれしいポイントだ。
昨今のマストアイテム衛生用品もスマートに持ち運び
コロナ禍でマスクや除菌シートが外出時のマストアイテムになり、かばんの中がごちゃつくことも増えた。最近ではデザイン性の高い収納ポーチなども増えたが、よりスッキリと持ち運びたいなら「クリアにまとめるんです」が便利だ。携帯用ウェットティッシュ1~2個が入るのに加え、大サイズ部分には予備のマスクがジャストフィット。常備薬や目薬、絆創膏など、見失いがちな小物類も難なくまとめられる。汗拭きシートなどを入れてもフタが勝手に開かず、乾燥しにくいという利点もある。
お金もカードも通帳も入るから家計管理が捗る!
筆者は、生活費の予算を袋に振り分け、その範囲内でやりくりする「袋分け家計管理法」にも「クリアにまとめるんです」を活用している。三つのクリアポーチを「食費」「交通費」「その他」に分類し、給料日に下したお金をそれぞれイン。残金をひと目で判別しやすいのに加え、しっかりしたファスナーが付いているので小銭が出てきてしまう心配もない。ポーチを買い足せない難点はあるものの、筆者は細かく振り分けをしないので三つで事足りている。ある程度長いレシートや領収書も折らずに入れられるので、会社の経費精算グッズとしても活躍しそうだ。
リモートワークに欠かせないガジェット類が絡まらない
自宅やコワーキングスペースでも仕事をする機会が増え、イヤホンやUSBケーブル、モバイルバッテリーなどのガジェット類を持ち歩くことが多くなった。個々はそれほどかさのあるものではないが、複数になるとかばんの中が散らかるし、何より絡まってしまうのがストレス。とはいえ、専用のガジェットポーチを使うほどの量はない場合もあるだろう。そんなときにも「クリアにまとめるんです」は活躍する。
有線イヤホンやUSBメモリ、充電ケーブルを用途別に管理できるのはもちろん、非常に薄いのでデスクに出しっぱなしにしても邪魔にならない。加えて、スマホを入れたままタッチ操作ができるため、一時的に水気から守りたいときにも役立ちそう。
このほか、通院ポーチや非常持ち出し袋の小物整理に使うのもいいだろう。バッグインバッグやポーチよりも値段がお手頃で、より幅広い用途に活用できるのが大きな魅力だ。加えて、端材を利用してエコに貢献しているのも好印象。小物で混沌としたかばんをスマートに変身させたいと考えている人は、ぜひ一度使ってみてほしい。(TEKIKAKU・山崎理香子)