「ご家族でどうぞ!」が効果的な上司向けチョコ

上司にはファミリー向けボリュームのものを贈ろう
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次は課長や部長、事業長など、お偉いさんへ渡すチョコについて。同僚チョコと比べて、意識したいことって……?

「職場の雰囲気によっては、同僚と同じようなものでもいいでしょう。でも、上司にはちょっと差をつけておきたいという場合、誰もが知るゴディバクラスのブランドのものを選ぶのが無難ですね」

大手デパートの地下に入っているような、有名どころのチョコだと高級感が漂います。

「家族のいる上司には『皆さんでどうぞ』と量が多めのチョコを渡したり、お子さんが好きそうなチョコを渡してもいいでしょう。また、チョコが楽しみというより、家族に自慢したいという男性もいます。『今年(チョコ)少ないじゃん』なんてツッコミを入れる奥さんも、中にはいるみたいですからね(笑)。また、チョコではなくお酒を渡すのもおすすめです」

上司は他の部下からもチョコをもらえるはず。他との差分を意識するなら、飲み好きな上司にお酒をプレゼントするのもありでしょう。さりげなく事前リサーチをしておくのが望ましい。

「渡さなくてもOK」な片思いの相手向けチョコ

片思いの相手には渡さなくてもOK
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次は、気になる片思いの相手向けのチョコですが、「あげなくていいです」と菊乃さんはバッサリ。えっ、どういうこと?

「ちょっとイタいなという女性に限って、片思いの相手へ本気の手作りチョコ、またはゴディバなどワンランク上のチョコをあげている傾向があります。それはもっと親しい相手向けのチョコで、片思いの相手向けのものではないですよね。私のメルマガでアンケートをとってみたのですが、9割近くの女性が『(片思いの相手には)あげない』『友達にあげるものと同等のものをあげる』といった回答でした」

本気のチョコを受け取ってしまうと「好きの気持ちを受け取らなくてはならないと、重荷に感じる男性も少なくない」とは菊乃さん。これあげるから好きになって、というのは確かに重たい……。恋愛シーンで「重たい」というキーワードは、負の要素にしかなりません。

「片思いの相手へ、本気チョコをあげようとしているイタい女性がいたら、私は止めますね。女性から告白してはダメ。チョコ以前に告白される女性にレベルアップしましょう、と話します」

片思いの相手へ渡すチョコには注意が必要です。むしろ、バレンタインに恋を成就させようと思わず、「渡さない」選択肢をとる方が賢明なのかも。