映画『氷菓』の初日舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、出演者の山崎賢人、広瀬アリス、小島藤子、岡山天音、天野菜月、本郷奏多、安里麻里監督が登壇した。
本作は、米澤穂信氏の人気小説を映画化した学園ミステリー。
“省エネ主義”の主人公・折木奉太郎にちなみ「皆さんの○○主義は?」と聞かれた山崎は「思い立ったら即行動主義にしたい」と今後の目標を口にした。
山崎は「ダラダラしちゃって、なかなかやらなかったりする。思い立ったらすぐやれるようになりたい。考える隙を自分にも与えない。朝起きるのとかも、眠いな…とか考えないで起きちゃう。二度寝したいな…とか思わないで、すぐ顔を洗って。これは、起きちゃう主義かも。思い立ったらパーンとね!」と珍コメントを交えながら、一気にまくし立てた。
一方「自他共に認める生粋の合理主義」と語る本郷は、山崎にアドバイスを求められると「僕は目覚ましの時間を、家を出なければいけない2分前に設定している。そうしたら、絶対に起きなきゃいけない。だから起きられる。30分前とかに設定して、余裕を持たせちゃうから二度寝しちゃうんだよ」と持論を展開した。
「考える隙を与えないということですね!?」と興奮気味に尋ねる山崎に、本郷は「そう。隙を与えない。(2分前は)最終通告」と断言し、笑いを誘った。
また、山崎とプライベートでも仲がいい岡山は「賢人から学ぶ主義です」と宣言。「賢人から学ぶところはすごくある。楽観主義じゃないけど、いい意味で肩の力が抜けている感じで…。僕は考え過ぎちゃったり、ネガティブだったりするので、10代の頃から変わらない賢人の良さは学びたい」と打ち明けた。
これに呼応するように山崎も「俺も天音から学ぼう主義。(岡山が演じた)里志は“データベース”と言われるほど、データが豊富な役。天音もすごくいろんなことを知っていて、いろいろ考えているので、俺も学ぶことが多い」と語ると、2人に挟まれた広瀬は「愛が深い。私ここにいていいのかな…」と苦笑いしていた。