■ブロックするとどうなるの?
しかし、そうはいってもすでに嫌な相手とつながってしまっているんだけど……という人もいるでしょう。
その場合は「ブロック」機能をおすすめします。
ブロックすると、相手からいくらトークで話しかけられてもこちらにはまったく通知されない上に、無料通話もかからなくなります。その場合、こちらがブロックしたということは相手には伝わりません。
しかし、ここで注意すべき点があります。
それは、「一度ブロックした相手を解除する場合」です。
LINEは昨年の仕様変更で「タイムライン」と「ホーム」という機能を追加しており、FacebookやTwitterを足したようなSNSとしての性質を備えました。
これらの機能をまったく使っていないのであれば問題ないのですが、もしあなたが「タイムライン」及び「ホーム」機能を使っていた場合、ブロックしたことが相手に伝わってしまう可能性が高いです。
というのは、ブロックしてした瞬間、こちらの投稿が一時的に相手から見えなくなってしまうからです。
トークとは違い、タイムラインは"それまで見えていたはずのものがすべて消えてしまう"ため、明らかにおかしいとわかってしまうのです。
さらに、ブロックを解除した場合、一時的に相手から見えなくなっていたこちらの投稿が再び相手にも見えるようになります。こうなると、ブロックしていた期間があるということはほぼ確実にバレてしまいます。
見ず知らずのナンパユーザーであれば永久ブロックで何ら問題ないのですが、たとえば「友だちとはLINEしたいけど、上司とはしたくない」という場合、今までの「LINEに飽きちゃってもうやってないんです(実はブロックしているだけ)」という言い訳が通用しなくなってしまうわけです。
これを防ぐ方法は、今のところ"「タイムライン」と「ホーム」を一切使わない"ということくらいしかありません。まだこれらの機能を使っていないという人は、できるだけブロック作業を終わらせてから始めるようにした方が無難でしょう。ここは将来のバージョンアップで何とかしてほしいですね。
以上、より安全にLINEを使うために気をつける点と対処法でした。