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2001年911日、アメリカ合衆国で起きた同時多発テロ。

全世界に衝撃を与えたあの出来事から17年たった今、これまで明かされなかった「9.11直後の最初の戦い」が映画化されました。

わずか12人でアフガニスタンへと乗り込み、5万人の敵に立ち向かった米軍の物語――それが『ホース・ソルジャー』(5/4公開)です。

え? 「ホース」って何かって?

ホースっていったら、そりゃあ……「馬」ですよ。

そうなんです、実はアフガニスタンへと派遣された米軍の特殊部隊は、それまでほとんどの隊員が一度も乗ったことのなかった「馬」に乗って戦うことになってしまうのです。

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2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。

わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。

敵の数はまさかの5万人、さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される──。

というストーリー。

そんな本作を見ていて、僕は思いました。

「いや、無理でしょ」

と。

いくら米軍特殊部隊といえど、いきなり馬になんて乗れるわけないでしょ、と。

しかし、そんな予想をあっさりと裏切り、特殊部隊メンバーは実に手慣れた様子で馬に乗り、戦場を駆け巡っていたのです。

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現代の戦場、しかも戦車やロケットランチャーのような近代兵器を駆使する相手を前に、馬という前時代的な戦い方で挑む彼らの活躍と手に汗握るド迫力の戦闘シーンは映画をご覧いただくとして……。

華麗に馬を駆り、武器を操る彼らを見て僕は次にこう思いました。

「意外と馬って簡単に乗れるんじゃない?」

と。

そこで今回は、経験がないにも関わらず馬を乗りこなしていた特殊部隊、及び彼らを演じた俳優陣がどれだけすごいのか、それとも実はそこまですごくないのかを検証するため、自ら「流鏑馬(やぶさめ)」に挑戦することにしました!

※通常、流鏑馬という言葉は神事を指しますが、一般的に「やぶさめ」という言葉が騎射(きしゃ)を連想する言葉として多くの方に広まっているので、ここでは「流鏑馬」と表記させていただきます。

サドルバック牧場で流鏑馬を初体験!

お邪魔したのは神奈川県・小田原市のサドルバック牧場です。

こちらでは初心者も楽しめる体験乗馬の他、「流鏑馬」も体験できるのだとか。

馬上で弓を操る流鏑馬は、まさに特殊部隊が馬を走らせながら戦っていた映画のシーンに通じる競技といえそうです。

ということで本日はよろしくお願いいたします!

そうそう、言うまでもありませんが、僕は流鏑馬はおろか、馬に乗ったのも弓と矢を持つのも初めてです。

そんなダブルで初心者の自分が、果たしてどこまでできるのか。

さっそく先生に指導していただきながら挑戦してみたいと思います。

とはいえ、経験者でもないのにいきなり馬に乗って弓を射るのは無理とのことで(当然か)、まずはひとつずつ練習することに。

馬の前に「弓」から挑戦です。

流鏑馬で使用するのは日本の弓で、想像よりもはるかに大きくていきなりちょっと日和ってしまいました。

ちなみに弓のつるを張る強さは人によってまちまちで、より強く張れば勢いが増しますが、その分、引くのに力が必要になるそうです。

先生のお手本を見ながら、正しいフォームを勉強します。