医療費(窓口負担相当額など)がスマホで分かる

マイナンバーカードの健康保険証としての利用(オンライン資格確認の本格運用)に続き、2021年11月19日から、マイナンバーカード活用サイト「マイナポータル」で医療費通知情報が閲覧可能になった。なお、マイナポータルは、総務省からマイナンバー・マイナンバーカード関連の管轄を引き継いだデジタル庁が管理している。

10月21日から薬剤情報(医療機関を受診して薬局で受け取った薬の情報、21年9月以降の3年分)、特定健診情報(40~74歳までを対象とした生活習慣病予防等のための健診の情報、20年4月以降に受診した直近最大5回分)、後期高齢者健診の情報を閲覧できるようになっており、各情報は毎月11日頃に前々月分が追加される。

記者は、マイナポータルの利用者登録を行い、マイナンバーカードの健康保険証としての利用に申込済みなので、マイナポータルの「わたしの情報」の「健康・医療」から選択すると、医療費通知情報、特定健診情報、薬剤情報が確認できた。ただ、特定健診情報は21年受診分はなく、20年受診分のみ記載されていた。

薬剤情報、特定健診情報、医療費通知情報は受診した医療機関がオンライン資格確認に対応しているかどうかは関係なく、基準月以降に受診した直近の結果が表示される。医療費通知情報の表示は最大3年11カ月分。現時点の仕様では過去の受診結果全てを参照できる仕組みではないので、ダウンロード機能を利用してダウンロードした、マイナポータル上の表示と同内容のPDFファイルを自身で管理する必要がある。こうした表示期間の制約は銀行のオンラインバンキングと同じ。

マイナポータルを利用するには、マイナンバーカードを読み取り可能なNFC搭載スマートフォンが必要。iPhoneは、iPhone 7以降ならどの機種も対応済み。Android端末については、「マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧」として、通信事業者・製造事業者名・型名・製品名をウェブサイト(https://www2.jpki.go.jp/prepare/pdf/nfclist.pdf)で公開している。(BCN・嵯峨野 芙美)

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