4000名を対象にした「仕事観」調査、Z世代の生まれ変わったらやってみたい職業1位は「YouTuber」

スタッフサービス・ホールディングスは11月29日に、働く4世代「Z世代」「ミレニアル世代」「就職氷河期世代」「バブル期世代」4000名を対象に実施した、仕事にまつわる調査結果の第2弾として、「仕事観」に関する結果を発表した。同調査は、9月11日~13日の期間に行われている。

調査結果によれば、生まれ変わったらやってみたい憧れの職業1位は、Z世代が「YouTuber」、ミレニアル世代・就職氷河期世代が「ITエンジニア/プログラマー」、バブル期世代が「公務員」となった。なお、「ITエンジニア/プログラマー」はいずれの世代でもトップ5にランクインしている。

男女別では、Z世代が男女とも「YouTuber」が上位にランクインしたほか、ミレニアル世代の男性では「株トレーダー」、就職氷河期世代の男性では「野球選手」と、夢のある職業もランクインした。一方で、バブル期世代では男女とも「公務員」が上位となっている。

転職したい業界としては、Z世代では「IT」、ミレニアル世代では「医療」、就職氷河期世代・バブル期世代では「公務員」が1位となった。

入社初日の自身に、ひと言かけるとしたら、Z世代は「辞めたいと思ったときが辞めどきだよ」、ミレニアル世代は「給与の6割は株につっこめ」と、それぞれの働いてきた環境の違いが、アドバイスや激励に反映されている。

人生で大切なものを尋ねた質問(複数回答)では、Z世代の半数超は「お金」と回答する一方、ミレニアル世代・バブル期世代は「家族」、就職氷河期世代では「健康」が1位となった。また、年齢が上がるほど「健康」への意識の高まりがみられる。

ワークライフバランスは、全世代で仕事3:プライベート7が理想であるものの、現実では仕事6:プライベート4と、ギャップが明らかになった。