エラベルが実施した週休3日制に関する調査、51.8%が「賛成」も多くの人が収入減を懸念

PLAN-Bは12月23日に、同社が運営するメディア「エラベル」が全国の10代~60代の会社員1000人を対象に実施した、週休3日制についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は、12月9日~13日の期間に行われている。

調査対象者に、週休3日制をどう思うかを尋ねたところ、「賛成」(51.8%)という回答がもっとも多かったものの、「どちらかと言えば賛成」が28.3%に達しており、手放しで“賛成”とは言い切れないことがうかがえる。

現在の勤務形態を尋ねた質問では、「週休2日制」(68.6%)が最多で、「週休3日制」は2.9%に留まっている。週休3日制への賛否と、勤務形態との相関をみると、実際に週休3日制で働いている人は「反対」と回答しておらず、「わからない・どちらとも言えない」「どちらかと言えば賛成」が約3割、「賛成」が約7割だった。

自身の考える「週休3日制」のメリットを尋ねたところ、「プライベートな時間が持てる」「副業ができる」「資格の勉強ができる」「平日の用事が済ませられる」「メリハリをつけて仕事に取り組める」「旅行に行きやすくなる」といった意見が寄せられている。

一方、自身の考える「週休3日制」のデメリットとしては、「給与・収入が減る」を挙げる意見がもっとも多く、その他「支出が増える」「仕事の負担が増える」「残業が発生しそう」「仕事に支障をきたす」「オンオフの切り替えが難しそう」といった意見も寄せられた。