映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の公開直前イベントが28日、東京都内の結婚式場で行われ、出演者の佐藤健、土屋太鳳が登場した。
岡山在住のカップルの実話を基にした本作は、結婚式直前に病に倒れ意識不明に陥った婚約者(土屋)と、彼女の回復を信じて8年間待ち続けた男性(佐藤)の姿を描いた奇跡のラブストーリー。
映画にちなんでウエディングドレスでバージンロードを歩いた土屋は、佐藤を見上げながら「この距離で拝見すると迫力があります」と照れ笑いを浮かべた。
タキシード姿の佐藤も「慣れないのでどう歩いて良いのか分からない」とソワソワした様子で、自身のエスコートぶりについては「40点。もうちょっと優雅に心にゆとりを持ってやりたかったけど、ちょっと緊張しちゃってできなかった」と苦笑い。
この日は、結婚を控えた“プレ花嫁”たちも参加。2人に質問するコーナーで「理想のプロポーズのシチュエーション」を尋ねられた佐藤が「男はできるなら、やりたくないですよね」と本音を明かして、女性陣を驚かせる一幕もあった。
「プロポーズに理想を持つのは女性なんじゃないですか?」と語った佐藤は、プロポーズを「気の重くなるイベントの一つだと思う。だからもし自分が本当にやるんだとしたら、かなり“さり気なく”しかできないと想像します」と語った。
それでも、共演した土屋は「健先輩は、とても真摯(しんし)で愛情深い方。なので、健先輩にプロポーズしていただける人は本当に幸せな人だと思います」とフォローした。
自身の理想とするプロポーズについては「相手によると思う。相手の方が一生懸命考えて伝えようとしてくれたものなら(どんな形でも)うれしいです」と話した。
さらに希望の結婚年齢についても質問が。佐藤が「遅くても30代後半までにはしたい。なので、マックスリミット、10年以内。早い分にはいつでも構わない」と答える一方、土屋は「1人の方と出会い、機会があれば…。その時には(結婚に)挑戦したいと思います」と語った。
理想の結婚相手について、佐藤は「マストになってくるのは、家事をしっかりしてくれる人。逆に他の条件みたいなのはない。自分が片付けなど家事ができるタイプでないのでそこはやってくれる人がいい。今は一人暮らしですから、やむを得ず…という感じだけど、できたらやりたくない」と本音を漏らした。
土屋も「思いやりのある方。知識の豊富な方が好きなので、いろいろなことを話してくれる人がいい」と理想を語った。
映画は12月16日から全国ロードショー。